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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-の映画トリビア用メインビジュアル 画像は生成イメージです
過去の放送記録
放送日 2025/1/18 フジ

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-

TOKYO REVENGERS 2 Part.1 / 2023
IMDb ⭐ 6.3放送日 2025/1/18 フジ91分「東京リベンジャーズ2」製作委員会2023年
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探偵アイコン 探偵による映画背景メモ

2023年4月公開、英勉監督による続編二部作の前編で、実写映画シリーズ全体では第2作にあたる。岡田翔太プロデューサーによれば、複数の人物の事情を主人公につなぐ構成に苦心し、脚本開発には『東京リベンジャーズ』(2021)の倍以上の時間をかけたという。北村匠海も監督と話し合い、本作を単なるけんか映画ではなく、謎をたどるミステリーとして捉えていた。東京卍會の結成を描く場面では、営業しているカフェの内装をレトロな喫茶店に造り替え、壁やメニューまで美術で用意している。国内興収は27億1,000万円を記録した。けんか映画の続編でも、脚本の交通整理まで腕力で押し切れるわけではなかったのである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
30件

ピックアップトリビア

企画・脚本
信頼度

もとは1本の映画だった――削れない物語を残すため、前後編へ

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』は、『-運命-』と『-決戦-』の前後編で公開されました。ところが企画の初めから二部作だったわけではなく、最初は1本の映画として脚本を作っていました。 岡田翔太プロデューサーによると、原作のエピソードを大幅に削るか、2本に分けて描くかの選択から、前後編が生まれたといいます。[1]

・続編の構想は、1作目の企画時からあった

岡田は、第1作の大ヒットを見てから、この章の映画化を考えたわけではありません。最初にシリーズを企画したときから、「血のハロウィン編」まで描くことを目指していました。[1]

その理由も、前作とのつながりにありました。タケミチがヒナタを救おうと奮闘し、東卍の仲間との絆ができる。その経験を知った状態で次の物語を見るところに、岡田は面白さを感じていたのです。単独の人気エピソードを映画化するだけではなく、第1作から積み重ねる構想でした。[1]

・タケミチの一本道から、三人の道筋をつなぐ物語へ

脚本作りは、前作より複雑になりました。岡田はMOVIE WALKER PRESSの取材で、第1作をタケミチの一本道と説明する一方、続編はマイキー、一虎、場地の三人の道筋を、タケミチがつなぐ話だと語っています。[2]

どれか一つを落としてよいとは考えられず、原作側とも繰り返し意見を交換しました。そのため、脚本の開発には第1作の倍以上の時間がかかったそうです。[2] ここで増えたのは、ただ登場人物の数だけではありません。それぞれがどこから来て、なぜ違う場所へ向かうのかを描く必要がありました。

・前編で、仲間たちが楽しかった時間を積む

分割によって、前後編の役割も整理されました。岡田が語ったのは、前編で彼らの楽しかった時間を積み、後編では、その積み上げたものをどうするか描く、という考え方です。[2]

前編には、東卍結成メンバーが喫茶店へ集まる回想があります。三ツ谷の作った特攻服に喜び、チームの名前が決まる場面です。写真では、テーブルの上に特攻服が広げられ、キャストが監督の演出を受けています。後にすれ違う彼らを、同じ服を囲む仲間として見せる場面でした。[3]

喫茶店での結成時の回想を撮影するキャストと英勉監督。テーブルに特攻服が広げられている
前編の結成場面を撮影する様子。© 和久井健/講談社 © 2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会。掲載元:シネマトゥデイの現場レポート。

・短くまとめる代わりに、2本で観てもらう

1本にまとめるには、どうしても省かなければならない部分がありました。原作でも特に好きだった章について、岡田は描き切れないままにしたくないと考え、前後編で観てもらう方法を選びました。[1]

『-運命-』にある仲間同士の時間は、この制作判断とつながっています。後編の大きな衝突へ急ぐ前に、彼らが何を共有していたかを描く。その時間を残すことも、二部作にする理由の一つでした。[1][2]

・脚注

  1. abcde「映画『東京リベンジャーズ2』が前後編、2部作になった事情」、シネマトゥデイ(2023年5月1日)。岡田翔太の企画・分割理由の証言。(リンク)
  2. abcd「映画シリーズ生みの親が語る『東京リベンジャーズ2』舞台裏」、MOVIE WALKER PRESS(2023年4月7日)。岡田翔太への取材。(リンク)
  3. 「『東京リベンジャーズ2』東京卍曾の結成メンバーが渋谷に!撮影現場レポート」、シネマトゥデイ(2023年2月28日)。喫茶店での回想の撮影内容と制作写真。(リンク)
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撮影
信頼度

北村匠海によれば、本作と後編は1本の映画として連続撮影していた。前編の公開後に反響を見てから後編を作ったのではなく、二つの公開作を一続きの物語として演じていたという。北村は、両編を続けて観ることで完成するという感覚も語っている。

撮影・演技
信頼度

【ネタバレあり】マイキー役の吉沢亮は、撮影初日から兄の死に直面する場面に入った。場地と一虎が警察へ連れて行かれるくだりが初日だったことを、山田裕貴が明かし、吉沢も認めている。仲間との気楽な日々を順番に撮り、その延長で悲劇へ進んだわけではない。マイキーの過去を決める重い感情から、役へ飛び込む撮影順だった。

演技
信頼度

本作で目立つのは、東卍結成時、タケミチが戻る過去、大人になった現代という三つの時間の層。その撮影は時系列どおりではなかったと、山田裕貴と吉沢亮は話している。山田は、さらに若い結成当時には明るさと少年らしさを増すよう意識した。髪型だけを替えるのではなく、どの時代のドラケンかによって、仲間に向ける感情も切り替えていたという。

美術・ロケ
信頼度

東卍の集会場面は、神奈川県藤沢市の皇大神宮で2022年9月上旬に撮影された。『東京リベンジャーズ』(2021)でも使った神社だが、幹部たちが並ぶ印象的な石段は撮影用セット。赤いのぼりやカスタムしたバイクを配置し、実在の境内を東卍の集会所へ作り替えていた。現場取材でも、石段が作り物とは思えない仕上がりだったと記されている。

撮影・演技
信頼度

東卍結成直後の海岸ツーリングでは、雑談の延長で撮影が始まることもあったという。三ツ谷役の眞栄田郷敦が、現場の会話やそのときの雰囲気を受けてカメラが回ったと振り返っている。場地役の永山絢斗にとっても、つらい場面の多い撮影の中で、仲間との過去は青春を過ごすような時間だった。英勉監督も、若い六人の空気は俳優たち自身が作ったものだと話している。

キャスティング
信頼度

場地役のキャスティングでは、岡田翔太プロデューサーが続投キャストとも相談していた。求めたのは、外見の再現だけでなく、現実にその人物がいても納得できること。仲間とべったりつるむタイプではないのに、陰では誰より仲間を思う場地の性格を、永山絢斗の愚直さや不器用さと重ねたという。岡田は、これまでにないほど苦労した配役だったとも明かしている。

メイク・役作り
信頼度

場地役の永山絢斗は、過去の場面なら長い地毛を使えたのに、自分からかつらを希望した。素のままでは役への切り替えに時間がかかると感じたためだという。過去と後の場地を両方かつらにし、髪と八重歯で外見が変わる準備時間を、気持ちが場地へ近づく時間にもしていた。ビジュアル作りには毎回2時間ほどかかったそうだ。アクション中はかつらがずれたり外れたりするのを避け、髪を触る動きを極力控えたとも明かしている。

メイク・小道具
信頼度

場地の八重歯は専用マウスピースで再現したもの。永山絢斗は撮影前から装着して食事や歯磨きを試し、口の動きになじませていた。実は、家へ持ち帰ったのは衣装合わせで不採用になった型だったと、永山が対談で補足している。慣れても歯がうまく閉じず、発音しにくい音があったという。見た目を似せる準備と、台詞を話す準備がつながっていた。

演出
信頼度

【ネタバレあり】神社で登場する場地には、仲間への愛情を見せないという演出が入っている。永山絢斗は、三ツ谷に向ける荒い台詞の中にも、再会した仲間への思いをにじませようとした。しかし英勉監督は、気持ちは分かるが隠し通してほしいと指示。場地の本心を先に読ませないため、永山の考えた温かさを、あえて表へ出さない場面になったという。

脚本・リハーサル
信頼度

二部作共通の準備では、キャスト全員を集めるのではなく、三人だけの本読みが行われた。北村匠海と、新たに参加する永山絢斗、高杉真宙が、まだ決定稿になる前の脚本を声に出して合わせたという。既存の主人公と新キャラクター二人を一緒に動かし、関係性や台詞のリズムを探る場だった。永山と高杉の初対面も、この読み合わせだったそうだ。

演技
信頼度

千冬役の高杉真宙は、本読みの段階では自分だけ役の調子が合わず、英勉監督から一つずつ助言をもらっていた。転機は撮影現場での気合いが足りないという指摘。そこから、場地をまっすぐ思う千冬の気持ちが乗るようになり、立ち方や歩き方にも気合いを込めたという。二部作を通じた千冬の熱さには、そんなシンプルな糸口があった。

キャスティング・衣装
信頼度

二部作に登場する東卍と芭流覇羅は、背景の人数まで作り込まれている。岡田翔太プロデューサーによれば、メイン以外のメンバーも数千人から選考し、書類や面接で一人ずつ選んだ。特攻服にはそれぞれの名前が入り、髪型も個別に決めていたという。現場には約30台の化粧台が並び、大人数を次々とヤンキー姿へ仕上げていた。

ロケ
信頼度

ヒナタとタケミチの明るい学校屋上と、ドラケン、タケミチ、ナオトが向き合う面会室。今田美桜によると、印象の正反対な二つの場面は同じ場所で撮影していたという。今田自身も、あまりにかけ離れた空気の場面を同じ場所で撮ることが不思議だったそうだ。

撮影・演技
信頼度

【ネタバレあり】ヒナタが車内で命を落とす場面は、今田美桜にとって初めての死亡シーンだった。撮影では実際に爆発を起こし、大量の血糊も使ったという。血糊に慣れた北村匠海から、その冷たさを教わる場面もあった。今田は、逃げられないヒナタがタケミチに離れるよう促す芝居を、最後までタケミチを守ろうとする強さとして捉えていた。

アクション
信頼度

弱いはずのタケミチが、撮影ではパンチが上手すぎたことがある。二部作のアクションを作った石井靖見らによれば、北村匠海は殴られる芝居だけでなく、パンチの間合いまで専門家のように考えるほど上達していた。そこで、タケミチが強く見えすぎたと伝えると、北村はすぐ動きを変えたという。俳優の技術を、そのまま役の強さに見せない調整だった。

アクション
信頼度

半間がアッパーを使うのは、清水尋也の得意技が役へ取り入れられたからだという。アクションを作った石井靖見は、前編でドラケンへ放つ清水のアッパーがうまかったので、半間をその技を使うキャラクターにしたと説明している。原作の人物像に合わせるだけでなく、実際に俳優が動いてみた結果から、映画の戦い方も形作られていた。

美術・小道具
信頼度

東卍メンバーのバイクは、同じ黒でもつやとラメで性格分けしている。美術の佐久嶋依里と加藤たく郎によれば、場地はつや消しの黒、三ツ谷は細かなラメを入れたつやのある黒。一虎の車両には大粒のラメと柄を加え、マイキーのバブのタンクは映画版の東卍ロゴに合わせて設計した。二部作共通の美術として、並んだときにも誰の愛車か違いが出るよう調整されている。

音楽
信頼度

主題歌「グラデーション」(2023)は、登場人物の善悪を簡単に割り切れないという柳沢亮太の考えから生まれた。誰かを思う気持ちが、別の人物には許せない行為にもなる。その感情の重なりを、楽器の入り方にも反映したという。ギターから始まり、繰り返すピアノ、ドラムが加わり、ベースはサビまで出てこない。映画側との会話も踏まえ、音の緊張感を保ちながら少しずつ景色を広げた。

原作との差分
信頼度

【ネタバレあり】タケミチと千冬が黒幕の手掛かりを聞く相手は、原作と本作で違う。原作では元・愛美愛主総長の長内信高を訪ねるが、映画ではキヨマサが情報提供者になり、バーで働いている。『東京リベンジャーズ』(2021)でドラケンを刺した清水将貴を、別の役割でもう一度物語へ戻す変更だ。新たな人物を説明する代わりに、前作で対立した相手が事件のつながりを語る形になっている。

原作との差分
信頼度

【ネタバレあり】三ツ谷がバイクで走行中、芭流覇羅側に襲われるくだりは、映画で加えた襲撃だ。原作比較記事では、この事故は漫画にはない展開として挙げられている。抗争に慎重だったドラケンの近くで仲間が傷つけられ、衝突への緊張が高まる場面になった。映画化による変更は会話の省略だけでなく、三ツ谷を巻き込む新しい事件にも及んでいる。

原作との差分・別構成
信頼度

【ネタバレあり】エンドロール後の現代の廃車場で、タケミチの前にマイキーらしき人影が現れる。原作比較記事は、これを映画独自に加えた場面として紹介している。まだ抗争を止められる過去と、すでに悲劇を通過した現代。その二つをつなぐ前編の終わりに、マイキーの姿を差し込んでいる。

キャスティング
信頼度

北村匠海は、二部作を作るうえで前作から一人も欠けないことが絶対条件だったと話している。『東京リベンジャーズ』(2021)の主要メンバーが戻ったうえで、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙が新たに加わった。高杉は出来上がったチームへ入る緊張を感じていたが、北村ら続投組には新入りを歓迎する気持ちしかなかったという。

演技・演出
信頼度

参番隊隊長の任命式で、タケミチが大きめの独り言を言い続けるのには、北村匠海なりの整理があった。状況を自分へ説明し、群衆をかき分けてキサキを殴る流れを、未来から来た人の不自然さとして演じたという。間宮祥太朗も、気持ちをつなぐのが難しそうな芝居だったと指摘している。周囲と時間の感覚が違う主人公を、すべて自然に見せることだけを目標にはしていなかった。

演技・撮影
信頼度

ドラケンと三ツ谷が喫茶店で東卍やマイキーを語る場面は、二人にとって一対一でじっくり話す初めての芝居だったという。山田裕貴と眞栄田郷敦は細かく相談して固めるより、まずやってみる形で進めた。山田によれば、段取りは約2回。本番前に立ち位置や動きを確認してから、スムーズに撮り終えたそうだ。長い議論ではなく、共演を重ねた二人の反応で組み上げた会話だった。

原作との差分
信頼度

【ネタバレあり】参番隊隊長が空席になる理由も、映画の流れに合わせて変わっている。原作ではパーちんが長内信高を刺して少年院へ入るが、本作では芭流覇羅への傷害事件へ置き換わった。特攻服を燃やされたことから事件を起こしたと、原作比較記事は説明する。『東京リベンジャーズ』(2021)でパーちんを退場させなかった映画版は、続編の冒頭で隊長交代につながる出来事を置いている。

原作との差分
信頼度

原作でマイキーの妹として登場する佐野エマと、パーちんの親友・ぺーやんこと林良平は、本作には登場しない。原作比較記事でも、『東京リベンジャーズ』(2021)に続く省略として挙げられている。大きな筋が同じでも、漫画で恋愛や仲間同士の関係を担う人物まで、そのまま映画に移しているわけではない。

原作との差分
信頼度

【ネタバレあり】原作の面会場面でドラケンが語る、場地の死を告げる台詞は、本作にはないと比較記事が指摘している。漫画は一虎が場地を殺したと先に明かすが、映画の前編はその情報を同じ言葉では渡さない。原作で先に説明されていた場地の結末を、前編の観客には伏せた形になっている。

原作との差分
信頼度

タケミチが東卍へ加わる流れには、所属部隊を決める場面の違いもある。原作では参番隊隊長任命式の後、弐番隊への所属が決まる。映画では、その配属につながるやり取りが省かれ、マイキーがタケミチを仲間へ迎える展開になっていると比較記事は説明する。東卍入りという大きな出来事は残しつつ、組織の中の配属を説明する順序は漫画と同じにしていない。

原作との差分
信頼度

場地が千冬を殴り、芭流覇羅への覚悟を示すアジト。その場所の見せ方も変更されている。原作は潰れたゲームセンターだが、映画の拠点は廃工場のような場所になっていると原作比較記事は指摘する。実在のどの工場で撮ったかというロケ地の話とは別で、物語に登場する空間の違いだ。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

配信で見る

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-はどこで配信?

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