🔍 ポップコーン探偵
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戦火の馬の映画トリビア用メインビジュアル 画像は生成イメージです
NHK BS プレミアムシネマ
次回放送 11月4日(水) 13:00〜15:29

戦火の馬

War Horse / 2011
IMDb ⭐ 7.2放送日 2026/11/4 NHK BS🕐 146分🎬 DreamWorks Pictures / Amblin Entertainment2011年
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探偵アイコン 探偵による映画背景メモ

2011年公開の本作は、マイケル・モーパーゴの小説と、その舞台化をめぐる刺激を、スティーヴン・スピルバーグ監督が大規模な実写映画へ移した企画である。馬を生身の出演者として撮る方針のもと、調教師と特殊効果・視覚効果のスタッフが、実馬で行う部分と、機械仕掛けの馬や映像合成に任せる部分を切り分けた。視覚効果監修のベン・モリスによれば、Framestoreは約200ショットを担当しており、実写重視はデジタル技術を使わないという意味ではなかった。北米興収は約7,988万ドルを記録した。画面の主役が自然な馬でいるために、裏ではずいぶん人工的で地道な仕事が積み重ねられていたのである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
55件

ピックアップトリビア

動物・撮影
信頼度

一頭のジョーイを、14頭の馬が演じていた

『戦火の馬』の主人公ジョーイには、実は何頭もの「共演者」がいました。AFIの作品記録によると、ジョーイを演じた馬は合計14頭。成長する一頭の馬の旅を、複数の馬でつないでいるのです。[1]

・中心になったのは、元競走馬のファインダーズキー

その中でも重要な役割を担ったのが、ファインダーズキーです。この馬には、『シービスケット』(2003)にも出演した経歴がありました。競馬の世界から映画へ転じ、再び大作に参加することになった馬なのです。[2]

日本軽種馬登録協会が紹介した取材によると、ファインダーズキーは2002年にロスアラミトスで3回出走しましたが、いずれも着外でした。その後、調教師ボビー・ラヴグレンがこの馬を購入。『戦火の馬』の撮影のため、アメリカからイギリスへ連れていきました。競走成績だけを見ても、映画で見せる存在感は分からないものですね。[2]

・苦しそうに見える顔と、実際の気持ちは同じではない

ラヴグレンが語るこの馬の強みは、表情の豊かさでした。人には不安そうに見える動きでも、馬自身が本当におびえているとは限らず、ファインダーズキーは自信のある馬だったと説明しています。観客がジョーイの恐怖や戸惑いを感じる場面にも、訓練された馬の表現が使われていました。[2]

ただし、危険な動作まで、すべて実際の馬にさせたわけではありません。AFIは、ジョーイがつまずいて転倒する場面ではコンピューターによる効果が使われたことも記録しています。[1] 生きた馬の演技を生かすことと、別の方法へ切り替えることは、同じ映画の中で両立していました。

「14頭」という数字は、同じ動きをする成馬を14頭並べたという意味ではありません。ジョーイの成長を含む役を、全体で何頭が担ったかという数です。目の前に一頭の主人公がいるように見える、その連続性も映画作りの仕事だったのです。[1]

・脚注

  1. abcAFI Catalog「War Horse」(History)。ジョーイ役14頭、撮影とCGによる転倒場面の記録。(リンク)
  2. abc「映画『戦火の馬』で活躍する元競走馬」、日本軽種馬登録協会(2012年1月26日、Thoroughbred Times掲載取材の翻訳)。ラヴグレンの証言とファインダーズキーの経歴。(リンク)
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原作・脚本
信頼度

小説では馬のジョーイ自身が語り手だが、スピルバーグは映画化にあたって馬をしゃべらせないと最初に決めた。頭の中の声まで聞こえると寓話になり、観客の日常との接点が薄れると考えたからだ。感情は人間との関わりや馬の動きで伝える。

原作・脚本
信頼度

原作者マイケル・モーパーゴは、村で親しくなった老人3人の話を着想に挙げた。記者会見では、うち2人が第一次世界大戦の経験者で、もう1人は馬と働いた人と説明。兵士が夜に馬へ悩みを語った記憶を、物語へつなげたという。

企画・脚本
信頼度

リー・ホールの初稿の後、脚本はリチャード・カーティスへ渡り、カーティスは3か月で十数稿を書いた。監督と長電話で調整し、少年と馬を交互に追うより、ジョーイの旅へ寄せた。一方、ホールは後年、交代と完成版への不満を語っている。

キャスティング・演技
信頼度

アルバート役ジェレミー・アーヴァインは、本作が長編映画デビュー。乗馬経験もなく、撮影前に約2か月、馬たちと準備を重ねた。映像の中の親密さは、撮影日に初めて馬へ触れて作った芝居ではなく、毎日の世話や練習で育てた関係だった。

キャスティング・版違い
信頼度

ロバート・エムズは舞台版で主人公アルバートを演じていたが、映画ではデヴィッド・ライオンズ役へ回った。スピルバーグが舞台を観たことが出演につながったという。舞台の主役が、そのまま映画の主役へ移ったわけではない。

演技・脚本
信頼度

トム・ヒドルストン、ベネディクト・カンバーバッチ、パトリック・ケネディの将校役3人は、詩人シーグフリード・サスーンの回想録を読んで準備した。気に入った表現を監督に紹介すると、場面の台詞にも採用されたという。

キャスト・制作現場
信頼度

ヒドルストンとカンバーバッチが親しくなった場所は、本作の乗馬訓練だった。ヒドルストンは、2010年夏に初共演し、騎士のように馬を操る練習で何度も落馬しながら、すぐ仲良くなったと振り返っている。後年の共演より前からの仲だ。

演出・演技
信頼度

【ネタバレあり】ニコルズ大尉が機関銃を目にする瞬間、スピルバーグはヒドルストンに20歳若返るよう求めた。撮影時29歳の俳優へ、堂々たる軍人の顔から9歳の少年を見せてほしい、という指示だ。撃たれる姿の代わりに、顔から大人の自信が消える瞬間を置いた。

演出・演技
信頼度

エミリー・ワトソンが驚いたのは、スピルバーグが撮影中も俳優に話すことだった。芝居を止めてから相談する方法に慣れたワトソンたちは当初戸惑ったが、ワトソンは1時間ほどで、その場で発想を与える演出を楽しむようになったという。

美術・メイク
信頼度

画家アリ・バニスターは、馬のスケッチを美術部へ見せたことから本作に参加した。やがてジョーイの額の白斑の案を作り、監督が選んだ形を実際の馬へ施す作業も担当。絵の仕事が、馬専門のヘアメイク部門を率いる仕事へ広がった。

特殊メイク・動物
信頼度

戦場の馬が疲れきって見えるよう、馬専門メイク班は毛並みのつやを粉で抑え、3色の人工の泥を使い分けた。暗い色を胴体のくぼみに置いて、肋骨が浮いたような陰影を作る。馬そのものをやせさせるのではなく、見た目を作り込んだ。

特殊効果・動物
信頼度

【ネタバレあり】ジョーイが有刺鉄線に絡まって倒れる場面は、機械仕掛けの馬と実際の馬をつないだもの。馬に触れる線は柔らかい小道具で、引きずる線や壊れた門はCGも使った。暴れる動きと、兵士が線を切って助ける動きを、同じ危険な状況で撮ったわけではない。

VFX・撮影
信頼度

【ネタバレあり】戦車から逃れるジョーイのジャンプは、実際の馬で撮っても狙った動きにならなかった。そこで視覚効果班がCGの馬を作って見せると、スピルバーグは映像の出所を尋ね、デジタルだと知ったうえで採用した。実写優先でも、必要な瞬間には方法を変えた。

VFX・撮影
信頼度

【ネタバレあり】ジョーイが塹壕を跳び越え損ね、落ちてから走り出す連続動作は、実写とCGのつなぎで作った。実際の馬の走りにデジタルの跳躍・転倒を組み込み、一続きに見せている。撮影した動物に、完成画面どおりの落下をさせたわけではない。

VFX・撮影
信頼度

草むらから現れる大騎兵隊は、撮影に用意した80人の騎手を画面上で増やし、広い画では300人以上に見せた。草は別の湿地で刈り、現場へ1本ずつ植えたもの。実物の植物を並べた土台に、馬や草のデジタルな増量を重ねている。

撮影・安全対策
信頼度

【ネタバレあり】騎兵突撃の馬が機関銃の陣地へ突っ込まないよう、現場には走路を区切る柵を設けた。完成映像では、その支柱やテープを消し、銃口の光や煙を足した。危険に見える乱戦も、撮影中の馬には進む方向が分かるように組み立てられていた。

特殊効果・動物
信頼度

畑を耕す場面では、土を切るすきの負荷をウインチで補助した。大砲を坂へ引き上げる場面にも、さらに大きな牽引装置を用意。馬たちは苦労して引く動きを演じ、装置や担当者を後から消して、画面の過酷さと現場の負荷を切り離した。

動物・演技
信頼度

【ネタバレあり】トップソーンが力尽きる場面では、馬は合図に合わせて横たわる訓練をしていた。死んだ馬が並ぶ画面も、造形物と寝た姿勢を保てる馬を使い分けたものだ。完成画面での死と、現場で動物が実際に行った動きは別になっている。

動物・撮影
信頼度

冒頭のジョーイ誕生は、別撮りの組み合わせだ。母馬は横になり、仔馬には無害な粘液状のメイクを施した。仔馬を母馬の後ろへ置くときも、蹴られない距離を確保。自然な出産をただ待って撮った映像ではなく、安全な配置と編集で作った。

動物・演技
信頼度

農場のガチョウが人のズボンをつつく動きは、隠した餌や合図で引き出した。小動物の場面でも、撮影前に俳優へ扱い方を伝え、必要なら飼育担当者が衣装姿で画面へ入った。気まぐれな動物の偶然だけに任せた笑いではない。

小道具・撮影後
信頼度

ジョーイを追う戦車の撮影用レプリカは、映画公開時に英国戦車博物館へ渡った。博物館は、自館の1917年製マークIVを採寸し、古い資料も使って作った走行可能な実物大の複製車両だと紹介している。映画のための車両が、戦車を伝える展示にも転用された。

撮影トラブル
信頼度

撮影中、スピルバーグは氷のような水の穴へ落ち、頭まで沈んだという。爆破用に掘った穴の目印が嵐で流され、水がたまっていた。監督が手を上げると、撮影機材を扱うスタッフ2人が引き上げた。単に泥で足を取られた話ではない。

美術・ロケ
信頼度

ダートムーアの保護された土地には手を加えられず、美術班は網の上に土を運び、岩に見えるものも置いた。農家の屋根には発泡材も使ったが、嵐で一部が飛ばされ、撮影中も塗り直しが必要だった。自然の風景に、かなり手作業の層が重なっている。

美術・撮影
信頼度

戦場の塹壕は、準備だけで6週間を要した。美術のリック・カーターが語った規模は約250ヤード、約229メートル。穴を掘るだけでなく、崩れない構造と、カメラを移動させるための足場も必要だった。完成画面の泥の下に、撮影用の土木工事がある。

制作規模
信頼度

本作には約5,800人のエキストラと約300頭の馬が参加した。人の衣装や配置だけでなく、馬の輸送、餌、厩舎、獣医や調教の管理もいる。大隊に見える画面の裏では、人と動物の両方を動かす大規模な撮影運営が必要だった。

美術・制作協力
信頼度

第一次世界大戦の小道具には、ピーター・ジャクソンの個人コレクションも役立った。スピルバーグの回想では、貨物コンテナ約3個分を英国へ無償で送ってくれたという。別作品で組んでいた監督の収集趣味が、本作の時代再現を支えた。

編集・技術
信頼度

編集のマイケル・カーンは、本作でスピルバーグの実写映画をAvidで編集した。先にデジタル工程へ入っていた『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)と仕事が重なり、フィルム撮影の本作もコンピューター編集へ。監督作全体で初、ではなく実写での転換だ。

制作・同監督作
信頼度

本作の撮影後、スピルバーグとケネディは週3〜4日、夜9時に編集室へ入った。ニュージーランドでは朝で、現地の映像班と『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)の仕上げを確認。英国の実写現場と、地球の反対側のアニメ制作を並行していた。

撮影・照明
信頼度

屋外の空が白く飛ばないよう、カミンスキーは俳優へ強い照明を当て、背景の明るさに釣り合わせた。雲が流れて日差しが変わっても、人の明るさは保つ。牧歌的な自然光に見える風景も、前景には大胆な映画照明が入っている。

撮影・仕上げ
信頼度

カミンスキーは35mmフィルムで撮影し、まず薬品処理と焼付けで見本のプリントを作った。その見え方を目標に、4Kの色調整を行ったという。フィルムの銀を一部残す処理も使い、粒子や色の質感をデジタル仕上げへ引き継いだ。

撮影・関連作品
信頼度

カミンスキーは『プライベート・ライアン』(1998)との違いを、カメラの距離で説明した。あちらでは兵士の中に手持ちカメラを入れたが、本作では馬や部隊が風景を横切る姿を少し離れて捉える。戦場の映像も、同じ監督・撮影者なら同じ撮り方、ではなかった。

影響源・撮影
信頼度

カミンスキーは、風景と人物を一緒に見せるジョン・フォード的な画調を目指した。一方、スピルバーグは特定監督への意図的なオマージュとは説明せず、大地を登場人物として撮ったと話した。似た画面でも、撮影者と監督では語り方が少し違う。

影響源・撮影
信頼度

カミンスキーが大きな刺激を受けたと挙げたのが、『ロング・エンゲージメント』(2004)だ。撮影のブリュノ・デルボネルによる、細密で美しい戦場表現に感銘を受けたという。同じ第一次世界大戦でも、惨状をどう画面に置くかを先行作から考えていた。

撮影・結末
信頼度

【ネタバレあり】終盤の帰還場面では、3日続いた夕日を使って撮影した。スピルバーグは、実際の夕景をフィルターで補ったものだと説明している。戦場から戻るアルバートとジョーイを包む空は、2人が再び暮らせる未来への希望として置かれた。

音響
信頼度

ジョーイのいななきや呼吸は、その場の録音をそのまま使ったものではない。音響のゲイリー・ライドストロームは、小型馬の声を低速化して感情の幅を引き出した。歯ぎしりには妻シンディが飼う馬デイジーの音も使い、馬の人格を音で組み立てた。

音響・小道具
信頼度

マークIV戦車の音を作るため、ライドストロームは手押し芝刈り機のガラガラした音を遅く再生した。エンジンの付いていない古い道具の音が、初期の戦争機械の荒々しさに合ったという。巨大な車体の迫力を、小さな身近な機械が支えた。

音響・音楽
信頼度

【ネタバレあり】ライドストロームによると、本作の主な戦闘場面には音楽を置いていない。ジョン・ウィリアムズの旋律で感情を誘う場面と分け、銃や砲弾、馬の音で場面を成立させた。音楽の大きな映画だからこそ、引いた場面では戦争の音が前へ出る。

音響・技術
信頼度

本作の劇場音響は7.1チャンネルで仕上げた。左右の側面と後方を分けて使えるため、ライドストロームは砲弾が壁沿いや客席を横切る動きを細かく付けられたという。爆音の大きさだけでなく、飛んでくる方向も戦場の感覚を作った。

音楽・演奏
信頼度

ジョン・ウィリアムズの音楽で、ジョーイを支える大きな独奏パートを受け持ったのは、フルート奏者ルイーズ・ディ・トゥリオだ。田園と馬の感情を奏でる演奏は、映画のエンドクレジットにも名前が載る。台詞を持たない主役を、楽器の息づかいが補っている。

制作問題・動物福祉
信頼度

本作には動物を傷つけていないという認証が付いた一方、認証団体は2013年、帰宅輸送中の馬の死を説明している。団体によれば、撮影を終えた馬が移動中に自然死し、獣医もそう判断したという。現場の安全認証は、帰宅するまでの全行程の無事を保証するものではなかった。

演出・動物
信頼度

スピルバーグは撮影前、自宅の馬をiPhoneでさまざまな角度から撮ってみた。顔だけでは感情をつかめず、耳、脚、尾、体全体の構えが大切だと気付いたという。人間の顔をアップにする方法を、そのまま馬へ当てはめるのをやめた。

撮影トラブル
信頼度

アルバート役のアーヴァインは、濡れた軍服で泥の戦場を走る撮影で、塹壕足になったと語っている。足が長時間冷えて湿ったままになって起きる障害だ。凍える雨の中、当時の兵士に重なる体験をしたが、これは本人の撮影時の回想として伝えられている。

権利・クレジット
信頼度

本作のエンドクレジットには、赤十字標章の使用許可について、英国国防省と英国赤十字社への謝辞が載っている。戦場を再現する印も、形を似せて置くだけで終わる仕事ではなかった。許可を得た相手を、映画自身が最後に明記している。

俳優・動物
信頼度

アーヴァインが感情を込めるアップの芝居では、相手の馬がおならをすることもあったという。本人は、泣くような場面のたびに起こる困りものとして笑って話している。名優のように調教された馬でも、人間の芝居の都合まで心得ていたわけではなかった。

脚本・舞台との違い
信頼度

【ネタバレあり】有刺鉄線のジョーイを英独の兵士が助ける場面は、舞台版では短い一幕だった。スピルバーグはそこに強く動かされ、カーティスと救出場面を拡張した。戦場の見せ場を増やすだけでなく、馬を介して敵同士が力を合わせる時間を長くしたのだ。

脚本・小道具
信頼度

【ネタバレあり】映画では第二幕のあいだアルバートを追わず、馬の旅へ集中した。舞台との違いに監督も不安を感じ、父の部隊の小旗をジョーイに託して、少年との結び付きが残るようにした。ボーア戦争を経験した父と息子の、未決着の関係もそこへ重ねた。

撮影・スタント
信頼度

【ネタバレあり】ヒドルストンは騎兵突撃で、約30頭が隊列を組み、4WDの車載クレーンに付けたカメラを追って疾走したと回想している。カメラが馬の速度に合わせて移動することで、走りの勢いを近くから捉えた。後から人数を増やす画でも、土台は実際の疾走だった。

音響・小道具
信頼度

砲弾が近づく鋭い音には、やかんの笛も使った。音響のライドストロームは、実際の兵器音を録る一方で、より原始的で荒々しい響きを探していたという。第一次世界大戦の音を、当時の機械だけで再現しようとはせず、身近な道具も混ぜた。

動物・撮影前史
信頼度

ジョーイ役の中心となったファインダーズキーは、競走馬時代に3戦して着外だった。ところが『シービスケット』(2003)への出演を経て、本作ではパニックに見える芝居までこなす映画馬に。走りの勝敗と、画面で感情を伝える才能は別だった。

衣装・小道具
信頼度

衣装のジョアンナ・ジョンストンによると、衣装管理を担当したデイヴ・クロスマンは、軍服の金具や徽章をeBayで探し回った。兵士を大勢そろえる現場で、古道具を集めるような買い付けも衣装部の仕事だった。

動物・撮影
信頼度

塹壕には撮影用のネズミを数十匹放したが、泥を付けてもすぐに毛づくろいを始めてしまった。製作のキャスリーン・ケネディは、泥だらけの見た目を保てなかったと回想。俳優が嫌がるネズミも、裏方には別の悩みを持ち込んだ。

情報不足・要確認
信頼度

本作のCGは3ショットだけ、という紹介がある。ただし制作会社が挙げるデジタル処理は約200ショットで、空の飛行機雲や調教師を消す仕事も多い。CG馬の登場が少ないことと、画面全体がほぼ無加工であることは別。馬の代役と、見えない修正を混同したのかもしれない。

情報不足・要確認
信頼度

本作をデジタル編集した後、監督とカーンはアナログへ戻った、という話がある。実際の約束は、作業が速くても考える時間まで縮めない、というものだった。2人は続く『リンカーン』(2012)でもAvidを使用。残したのは機械ではなく、急がず判断する習慣だった。

情報不足・要確認
信頼度

アルバート役は当初、エディ・レッドメインだと報じられたことがある。アーヴァインの正式決定時にも、監督が考え直したという匿名情報が紹介された。ただ、本人の証言や契約の記録は見当たらず、候補だったのか内定していたのかは別の話。選考途中の話が先に広まったのかもしれない。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

配信で見る

戦火の馬はどこで配信?

戦火の馬を配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

P
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2026-10-23確認・レンタル / 100円(HD) / デジタル購入 / 900円(HD)
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2026-10-23確認・transactional / 440円
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