🔍 ポップコーン探偵
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アンノウンの映画トリビア用メインビジュアル 画像は生成イメージです
テレビ東京 午後のロードショー
次回放送 11月4日(水) 13:40〜

アンノウン

Unknown / 2011
IMDb ⭐ 6.8放送日 2026/11/4 テレ東111分Studio Babelsberg / StudioCanal / Dark Castle Entertainment2011年
CASE FILE
探偵アイコン 探偵による映画背景メモ

2011年公開、ディディエ・ヴァン・コーヴラールの小説を映画化した、リーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督の初タッグである。制作陣は原作のパリをベルリンに移し、監督は冬の街が生む孤立感を演出に取り込んだ。川への転落場面では現地の橋での撮影に加え、スタジオ・バーベルスベルクが容量50万リットル・深さ4メートルのタンクを新設し、俳優の水中撮影を行った。製作費は資料によって3,000万~4,000万ドルと幅があるが、北米約6,369万ドル、世界約1億3,600万ドルの興収を記録した。日本ではワーナーが震災の被害状況を考慮し、予定していた邦題『身元不明』を変更して、2011年5月7日に公開した。謎は脚本の仕事だが、観客を冷やすための寒さと水量は、ずいぶん具体的な現場仕事だったのである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
20件
原作・脚本
信頼度

『アンノウン』パリは馴染み深すぎた――舞台をベルリンへ変えた理由

『アンノウン』で、自分の居場所を失ったマーティンがさまようのはベルリンです。ところが、原作小説の舞台はパリでした。映画化にあたり、脚本家たちはパリは米国の観客に馴染み深すぎると考え、街を変更したのです。[1]

・観客にも、知らない街へ来てもらう

脚本を担当したオリヴァー・ブッチャーとスティーヴン・コーンウェルは、主人公が異国でよそ者になる感覚を、ベルリンならより強く出せると考えました。原作からの早い段階の変更だったと、公開当時の取材記事は伝えています。[1]

アンノウンでベルリンの店内にいるジーナ役のダイアン・クルーガーとマーティン役のリーアム・ニーソン
ジーナを演じるダイアン・クルーガーと、マーティンを演じるリーアム・ニーソン。ベルリン国際映画祭2011年の作品資料から、ベルリンを舞台にした映画の場面を引用。Dark Castle Entertainment/Warner Bros. Pictures。

・冷戦後の街への関心もあった

二人には、以前から冷戦後のドイツへの関心もありました。舞台をベルリンへ移すことで、その関心を映画の中で掘り下げられたといいます。[1]

監督のジャウム・コレット=セラも、パリは米国の観客にとってよく知られた場所だったため、ベルリンへ移したと説明しています。監督にとっては、美しく複雑なこの街で、登場人物の心情に合う場所を見つけやすかったそうです。[2]

・脚注

  1. abcCreative Screenwriting:Unknown(Adam Stovall、2011年1/2月号、印刷頁67)。脚本家2人への取材記事。
  2. Movieplayer.it:Diane Kruger e Jaume Collet-Serra sono ‘Unknown’ a Berlino(Valentina D’Amico、2011年2月18日)。監督・出演者への取材。
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原作・脚本
信頼度

ブルーノ・ガンツ演じる元秘密警察のユルゲンは、映画用に生まれた人物だ。監督は東ドイツの秘密警察シュタージの元職員に取材し、ガンツとも話し合った。原作の人物をそのまま移した役ではない。

原作・脚本
信頼度

携帯電話とネットは、映画化にあたって脚本の難題になった。監督によれば原作にはその両方がなく、現代なら連絡や調査で解けてしまう謎もある。便利な通信手段がある世界で話を成立させるため、脚本を練り直した。

原作・脚本
信頼度

【ネタバレあり】終盤で明らかになる、トウモロコシの研究を阻む陰謀は映画用に加えられた。脚本家たちは新しい科学研究の筋を作り、原作では詳しく描かれていなかった組織Section 15の役割も広げたという。

撮影・ロケーション
信頼度

ベルリンの厳しい冬は、雪景色の撮影には好都合だった。ところが途中で雪が融け、以後は人工雪でつなぐ必要が生じた。製作側が「20年で最も寒い冬」と説明する寒さでも、雪の量を最後まで揃えることはできなかった。

美術・特殊効果
信頼度

【ネタバレあり】ホテル・アドロンの場面は本物のホテルでも撮影されたが、爆破は別だ。バーベルスベルクのスタジオに実寸の館内セットを建て、そこで破壊の場面を撮った。営業中の高級ホテルそのものを爆破したわけではない。

撮影・スタント
信頼度

車が川に沈む場面は、温水タンクに車の一部を入れて撮られた。それでも水位が上がるとニーソンは恐怖を感じたという。長年のスタント代役マーク・ヴァンセロウに助言され、深呼吸して撮影へ向き直った。

撮影・スタント
信頼度

ジーナがマーティンを水中から救う場面は、ダイアン・クルーガー本人が演じた。橋から車が落ちる部分は担当していないと説明している。タクシーの運転も行ったが、すべてのアクションが本人の演技ではない。

撮影・スタッフ
信頼度

殺し屋スミス役のオリヴィエ・シュナイダーは、スタントと格闘の調整も担当した。『96時間』(2008年)で彼の格闘振付を経験したニーソンが、本作にも呼び寄せたという。追う側と指導する側の二役だった。

撮影・スタント
信頼度

監督によれば、撮影には約40台のメルセデスを使い、そのうち15~20台を廃車にしたという。ベルリンを走る追跡場面の裏には、大量の撮影用車両があった。台数は公開時の本人取材で語られた概数だ。

美術・ロケーション
信頼度

写真展の外観と内部は別の施設で撮られた。外はベルリンの新ナショナルギャラリー、中は写真美術館だ。内部には美術担当が展示を作り、人の顔の大きな写真で、映画の中心にある「自分は誰か」という問題を映した。

演技・撮影
信頼度

ブルーノ・ガンツとフランク・ランジェラが初めて会ったのは、撮影当日の朝だった。監督は他のスタッフが来る前に、二人と約1時間、共演する場面について話したと回想している。

撮影・ロケーション
信頼度

ベルリンのフリードリヒ通りが追跡場面に選ばれた理由は、通りの明るさだった。監督によれば、他にも魅力的な通りはあったが暗すぎたという。街の見栄えだけでなく、夜のアクションを撮れる条件が場所を決めた。

演技・役作り
信頼度

ダイアン・クルーガーはドイツ出身だが、ジーナはボスニアから来た女性だ。そのため自分の話し方ではなく、別のアクセントを覚えた。ニーソンが準備の時間を取れるよう助けてくれたとも、公開時に語っている。

演技・役作り
信頼度

ニーソンは、子どもの頃のアマチュアボクシングの経験を役作りに生かした。殴られた後、一瞬、何も思い出せなくなる感覚を覚えていたという。その奇妙さが、記憶と自分の存在を疑う主人公を演じる手掛かりになった。

キャスティング
信頼度

エイダン・クインの配役では、ニーソンと製作者ジョエル・シルヴァーが、別々にクインを想定していた。ベルリンでの読み合わせ中にニーソンが彼を提案し、一致が判明。シルヴァーはすぐ脚本を送るよう手配したという。

キャスティング・監督
信頼度

ニーソンは、ジョエル・シルヴァーの手配で『エスター』(2009年)を一人きりの映画館で見た。内容を知らずに見て、強烈に怖がったという。その一方で、監督の細部の扱いと物語の運び方に感心したと振り返っている。

参照作品・演出
信頼度

監督が明言した参照点は、ヒッチコックの「普通の男が異常な事態に巻き込まれる」考え方だ。一方、『メメント』(2000年)との関係を聞かれた際は、特定の一本よりも、このジャンルの型を参照したと答えている。

撮影・カメラ
信頼度

車内のアクションでは、俳優へカメラを近づけ、周囲を画面から外す工夫が使われた。監督は、巨額の予算を持つボーン・シリーズとは同じ撮り方ができないと説明している。限られた予算が、画角にも影響した。

情報不足・要確認
信頼度

【ネタバレあり】『ミステリーゾーン』の「自分を探す男」(1962年)が元ネタという説がある。ただし脚本家が原作として挙げたのはフランス小説で、このテレビ回を映画化したという説は未確認だ。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

配信で見る

アンノウンはどこで配信?

アンノウンを配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

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2026-10-11確認・レンタル330pt〜
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