🔍 ポップコーン探偵
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探偵アイコン 探偵による映画背景メモ

2001年公開、ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットを組ませたトニー・スコット監督作である。監督が企画にひかれた理由の一つは、敬愛する『コンドル』(1975)に通じる諜報劇であり、その主演俳優まで参加していたことだった。動きの少ない会議室の場面では、俳優同士が相手の思惑を読み合う駆け引きとして芝居を組み立て、観客の緊張をつなごうとした。一方、屋上の会話にはヘリによる旋回撮影を持ち込み、レッドフォードがその必要性に首をかしげたという。製作費は9,000万〜1億1,500万ドルとされ、世界興収は約1億4,300万ドルだった。静かな駆け引きを描くにも、撮影現場まで静かにしておく気はなかったらしい。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
28件

ピックアップトリビア

撮影・演出
信頼度

『スパイ・ゲーム』屋上の会話になぜヘリ? トニー・スコットが自腹で撮った場面

『スパイ・ゲーム』では、ミュアーとビショップが屋上で話す場面にも、ヘリコプターによる空撮が使われています。銃撃戦でも追跡劇でもない、二人の対話です。2002年のDVD特典レビューによると、トニー・スコット監督は、この撮影のためのヘリ代を自費で負担したそうです。[1]

・レッドフォードは、ヘリを飛ばす理由に納得できなかった

この場面では、ブラッド・ピット演じるビショップが、師匠ミュアーの判断を問いただします。相手を信じてきたからこそ、そのやり方を受け入れられない。二人の関係が揺らぐ場面です。[2]

ロバート・レッドフォードは、ここにヘリを持ち込む必要があるのか、と疑問を抱いたといいます。大切なのは俳優同士のやり取りで、周囲をヘリが飛べば演技へ集中しにくい。シンプルに向き合いたい俳優と、カメラも大きく動かしたい監督とで、考え方が違っていました。[2]

ミュアー役のレッドフォードと、ビショップ役のピットが並び、双眼鏡を手にして話す完成画面
左がミュアー、右がビショップ。二人の立場や距離を読むための完成画面です。 Universal Pictures。掲載元:Crooked Marquee。

完成した映画の二人は、親しげに並ぶだけの相棒ではありません。教える側のミュアーと、それを聞いて判断するビショップ。その関係の変化が、屋上では会話だけでなく、撮り方にも表れます。

・旋回する視点で、ビショップの足元を揺らす

撮影解説では、二人の周囲を旋回するカメラが、ビショップの不安や怒り、戸惑いを表すものだったと説明されています。相手の顔を順に映すだけでなく、周囲の風景まで回転させる。師匠への信頼がぐらついている人物を、落ち着かない視点で見せる狙いです。[2][3]

自費のヘリについて紹介したDVDレビューも、その目的を、二人の対話に不安を加えるためだったとしています。会話の内容と、カメラが与える感覚を一緒に働かせる撮影でした。[1]

・その前に、マーロン・ブランドのCMで試していた

スコットは、本作の直前に撮ったテレコム・イタリアのCMでも、山頂に立つマーロン・ブランドをヘリから撮影していました。CINEMOREの解説によると、そこで得た手応えが、屋上の場面で同じ手法を使う判断につながったそうです。[2]

テレコム・イタリアのCM(2000)。監督:トニー・スコット/出演:マーロン・ブランド。動画公開:Paolo Campanelli(YouTube)。TIMの当時の公式発表。

レッドフォードは俳優だけでなく、スコットが尊敬する監督でもありました。その人を演出する緊張がありながらも、自分の撮り方を貫いた。完成映像を見たレッドフォードも、その狙いを理解したと伝えられています。[2]

屋上の二人を見るときは、台詞と一緒に、背景や視点の動きにも目を向けてみてください。ヘリを飛ばした理由が、ビショップの揺れる気持ちと重なって見えてきます。

・脚注

  1. abRon Epstein/Home Theater Forum「HTF REVIEW: Spy Game」(2002年3月20日)。DVD特典Clandestine Ops、第14章の自費ヘリ撮影についての紹介。 (リンク)
  2. abcde牛津厚信/CINEMORE(2019年8月2日)、4ページ目。俳優との意見の違い、旋回の狙い、テレコム・イタリアCM、完成映像への反応。 (リンク)
  3. Jeremy Herbert/Crooked Marquee「Tony Scott: Three Sequels by Any Other Name」(2021年4月28日)。監督コメンタリーを引く屋上場面の説明。 (リンク)
キャスティング
信頼度

『スパイ・ゲーム』はニューマンとレッドフォードの共演案から始まった 脚本家が語る初期配役

『スパイ・ゲーム』で師匠と弟子を演じた、ロバート・レッドフォードとブラッド・ピット。ところが初期には、ポール・ニューマンとレッドフォードの組み合わせが想定されていたそうです。脚本家マイケル・フロスト・ベックナーが、2023年の番組『Secrets & Spies』で振り返っています。[1]

・あの二人が、今度はスパイ映画で組むはずだった

ニューマンとレッドフォードといえば、『明日に向って撃て!』(1969)と『スティング』(1973)のコンビです。西部の無法者、そして詐欺師。二人が組んだ過去の作品を知っていると、スパイ映画での再共演という初期案にも、別の期待が膨らみます。[2]

1969年『明日に向って撃て!』で並ぶポール・ニューマンとロバート・レッドフォード
『明日に向って撃て!』(1969)のニューマン(左)とレッドフォード(右)。初期配役で想定されたコンビの過去の共演作です。 20th Century Fox/掲載図版:AFI Movie Club。掲載元:American Film Institute。

写真は『明日に向って撃て!』の二人です。ここで一緒に演じていたコンビを、別の時代、別の職業へ移す構想が『スパイ・ゲーム』にもあったわけです。

・レッドフォードを、弟子ではなく師匠の役へ

ベックナーによると、ニューマンは自分には年齢的に難しいとして参加を見送り、レッドフォードにはビショップよりも、年長のミュアーを演じてほしいと考えたそうです。現在の完成版からは、レッドフォードが弟子側の役に想定されていたこと自体、少し意外に感じられます。[1]

映画ができるまでには、脚本を書いてから5〜6年かかったとも、ベックナーは話しています。長い企画開発の間に、主演の顔ぶれだけでなく、誰が教える側になるかも変わったのです。これは脚本家が語る初期構想で、ニューマン出演版が撮影されたという話ではありません。[1]

・完成版では、以前の監督と俳優が師弟になった

最終的に、ミュアーはレッドフォード、ビショップはピットになりました。製作会社ビーコンは、この共演を『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)以来の再会として紹介しています。前の作品ではレッドフォードが監督、ピットが俳優でしたが、今度は同じ画面の中で師匠と弟子を演じます。[3]

引退を前にしたミュアーが、捕らえられたかつての弟子を救おうとする。完成した映画では、二人の経験や立場の違いが物語の軸になっています。[3] 初期案を知ると、この関係も最初から現在の配役で決まっていたものではなく、年月を経てたどり着いた形だと分かります。

・脚注

  1. abcSecrets & Spies S8 Ep17(2023年12月16日)、マイケル・フロスト・ベックナー本人取材。番組掲載文字起こし48:05〜48:40付近の初期配役と企画期間。 (リンク)
  2. American Film Institute「AFI Movie Club: Butch Cassidy and the Sundance Kid」(2020年4月6日)。1969年作と1973年『スティング』での二人の共演、および掲載図版。 (リンク)
  3. abBeacon Pictures『SPY GAME』公式紹介。完成版の配役、物語、1992年の監督・俳優関係からの再会。 (リンク)
ロケ・制作上の変更
信頼度

『スパイ・ゲーム』撮影地を探す猶予は76時間 モロッコでベイルートを作るまで

『スパイ・ゲーム』のベイルート場面は、撮影地を探し直すところから大きく動きました。ロケ担当のクリスチャン・マクウィリアムズによると、急きょ代替地を探すために与えられた猶予は76時間。行き先さえ直前まで決まらないまま、空港へ向かったそうです。[1]

・準備していたイスラエルを離れることになった

当初は、イスラエルでベイルートやベトナムの場面を撮る計画でした。現地の準備は進み、監督も下見を済ませていましたが、情勢の悪化で、そのまま撮影を続けることが難しくなります。2000年10月の当時の報道も、現地の制作拠点を閉じ、別の国を検討していることを伝えています。[1][2]

マクウィリアムズの回想では、連絡が来たのは日曜の午前1時。朝6時にはスタジオへ来るよう求められ、荷物をまとめます。候補はトルコ、チュニジア、モロッコ。飛行機の出発まで3時間という段階でも、どこへ行くかはまだ決まっていませんでした。[1]

・空港でモロッコ行きが決まった

空港で待っていた彼に、ようやくロイヤル・エア・モロッコのカウンターへ向かうよう連絡が入ります。そこでモロッコの旅行ガイドを買い、飛行機の中で現地の映画撮影の歴史を読みました。着いてからは、カサブランカの街を歩いて撮影候補を探します。[1]

物語の舞台に合う街角を見つけることと、実際に撮影できる場所を確保することは、同じではありません。とりわけ本作では、ただカメラを置くだけでは済まない、大きな爆破場面も待っていました。

・爆破する建物の隣には、国王所有の工場があった

マクウィリアムズが見つけたのは、実際に爆破できる集合住宅でした。ただし、その建物はモロッコ国王が所有する工場の端にあり、許可の取得は難航したそうです。最終的に国王側の承認を得て、数か月に及ぶ準備を経て、爆破撮影へ進みました。[1]

76時間は代替地探しの猶予で、爆破の準備期間ではありません。急な移動と、場所を決めてからの長い準備。二つの時間を分けると、大きな見せ場ができるまでの仕事が見えてきます。

本作の視覚効果を担当したCinesiteの解説でも、爆発は実際に撮影されたものと説明されています。一方で、弾痕や破片などにはデジタル処理も加えられていました。実際の爆破と、画面を整える合成が組み合わされています。[3]

映画の中では、ベイルートの一場面としてつながって見える風景。その裏では、撮影する国を変え、街を探し、建物の許可を取り直す作業がありました。

・脚注

  1. abcdeChristian McWilliams/Location Managers Guild International「Our Man in Morocco」。76時間の代替地探索、モロッコへの渡航、国王所有工場に隣接する建物の承認と数か月の準備。 (リンク)
  2. WENN/Cinema.com「Pitt’s New Movie Thrown Into Chaos By Middle East Fighting」(2000年10月14日)。イスラエルの制作拠点閉鎖と代替国の検討を伝えた当時の報道。 (リンク)
  3. Leigh Godfrey/Animation World Network「Cinesite Enhances Reality For Spy Game」(2001年12月10日)。実写の爆発と、弾痕・破片等のデジタル処理。 (リンク)
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企画・脚本
信頼度

脚本家マイケル・フロスト・ベックナーは、長く構想していた小説の最後の3分の1を、売り込み用の映画脚本にしたと回想している。派手なアクションを書く仕事が続く中で、人物を中心にした物語を書きたくなったのが出発点。本作は、先に刊行された小説をそのまま映画化した企画ではなかった。

脚本・演出
信頼度

ベックナーは、製作が進む間に配給側から時代を新しくし、ベトナムの設定を変える案が出たと振り返っている。トニー・スコット監督は脚本の時代設定を維持する方を選んだ。制作に数年を要したことで、当初は同時代に近かった物語が、冷戦を振り返る映画になっていった。

関連作品・着想
信頼度

トニー・スコット監督は、スパイ映画の中でも『コンドル』(1975)を高く評価していた。本作を引き受けた理由にも、その作品に似た魅力があり、しかも同じ主演のレッドフォードがいることを挙げている。ファンが後から見つけた類似だけでなく、監督自身が認めていた参照関係である。

演出・演技
信頼度

トニー・スコット監督が難所と考えたのは、登場人物が座って話すCIAの会議室だった。動きの少ない場面でも緊張が続くよう、俳優同士がチェスを指しているような駆け引きを作ったという。銃撃戦と同じように、相手の考えを読み、先手を取る会話を演出の中心に据えている。

アクション・演出
信頼度

【ネタバレあり】終盤のヘリコプターによる救出場面では、トニー・スコット監督が、パナマから男性を救出した実際の事件の映像を入手して研究したという。監督は、その映像を手本にしたことを自ら明かしている。架空の作戦を組み立てる際にも、現実の救出映像を参考にしていた。

企画・監督交代
信頼度

本作は当初、『キャラクター/孤独な人の肖像』(1997)のマイク・ファン・ディム監督のハリウッド進出作として準備されていた。最終的にはトニー・スコットへ交代した。公開作の監督名からは見えない、企画開発中の経路が残っている。

キャスティング
信頼度

ピットは、本作と日程が重なるため『ボーン・アイデンティティー』(2002)の主演候補から退いたと、企画が進んでいた当時に報じられた。二つのスパイ映画の制作時期が重なったことで、別々の主演俳優に分かれることになった。辞退を、作品の出来や後の成功を見て判断した話とは区別したい。

ロケ・美術
信頼度

マクウィリアムズは、英国で確保した主要な二つの場所として、中国の刑務所に見立てるヴィクトリア朝の刑務所と、CIA本部の内部に見立てるヘメル・ヘムステッドの施設を挙げている。物語上の国が、そのまま撮影した国とは限らない。本作の各地の空間は、別の国の建物も組み合わせて作られている。

ロケ・撮影
信頼度

ベトナムの場面にも、モロッコのロケ地が使われた。制作陣は緑の濃い場所を探し、乾いた大地の印象が強い国の中から、画面上でベトナムに見える場所を選んでいる。監督がその探索を解説する様子は、2002年のDVD特典にも収録された。

撮影・色彩
信頼度

本作は複数の時代と地域を回想しながら進む。その切り替わりを見失わせないための工夫の一つが、場所ごとに変える画面の色調である。台詞や地名の表示だけに頼らず、映像の見た目にも違いを持たせて、観客が今どこにいるのかをつかみやすくしている。

視覚効果
信頼度

【ネタバレあり】終盤の刑務所周辺の停電は、撮影場所の電灯をそのまま消して撮っただけではない。VFX班は遠景へ灯りを描き足し、区画ごとに消える動きを作った。大きさや明るさの違う灯りを少し不規則に消すことで、作り物らしく見えない停電へ仕上げている。

視覚効果
信頼度

Cinesiteが担当したのは、派手な架空生物ではなく、本物に見せるための細かな合成だった。ベイルートの路地を二人が走る場面では、建物へ着弾した際の破片や弾痕を追加。実写の爆破撮影と、目立たせないデジタル加工を組み合わせている。

監督の制作工程
信頼度

トニー・スコット監督は、本作で自ら絵コンテを描いていた。2002年発売のDVDには、撮影する画面を絵で示したコンテと完成場面を比べる約3分の特典がある。ロケ地や出演者が決まった後、撮影現場でシーンの直前に描くやり方も紹介された。

編集・音楽
信頼度

【ネタバレあり】2002年の米国版DVDには、結末の救出場面にホセ・カレーラスのアリアを重ねた別バージョンが収録されている。その曲はトニー・スコット監督の亡母が好んでいたもので、監督にとって個人的な意味があったという。単に結末を違う筋書きへ変えたものではなく、音楽や見せ方の違いを含む別版である。

編集・公開時の変更
信頼度

【ネタバレあり】本作は、2001年9月11日の米同時多発テロの約2か月後に米国公開された。公開に際しては、爆破場面の太い煙が世界貿易センタービルの映像を連想させるのを避けるため、煙の表現を弱めたと報じられている。爆破という出来事そのものを映画から消した、という変更ではない。

音響・ニュース素材
信頼度

本作には、英国の報道局ITNの記者ブレント・サドラーが、1980年代のレバノン内戦を現地取材した音声が使われている。サドラー自身が、本作に報道の声が収められていることを紹介している。劇中のニュースにも、当時その場所を取材した人の素材が取り込まれていた。

編集・脚本
信頼度

【ネタバレあり】作曲家ハリー・グレッグソン=ウィリアムズは、最初に見た編集版は物語を追いにくく、試写でも同様の反応があったと回想している。監督はエリザベスの比重を下げつつ、ビショップが彼女のために行動する理由は残した。彼女が重要人物でなくなったのではなく、筋を伝えるための整理だった。

音楽・スタッフ起用
信頼度

本作の音楽を担当したグレッグソン=ウィリアムズは、最初は製作者たちが自分の起用に積極的ではなかったと振り返っている。トニー・スコット監督が支え、採用のための試作曲を提出することなく参加したという。監督との信頼が、単独で音楽を任される後押しになった。

音楽・録音
信頼度

ベイルートの場面の音楽では、グレッグソン=ウィリアムズが、撮影地で録った声や音を手掛かりに歌い手へ方向を伝えた。映画やスタジオ録音は初めてという歌い手の伸びやかな声を、西洋的な弦楽伴奏へ重ねたという。地域らしさを出す音色にも、現場の録音が役立っている。

音楽・編集
信頼度

グレッグソン=ウィリアムズは、本作で監督と編集のクリスチャン・ワグナーと組み、映像の切り替わりや効果音を踏まえて音楽を作った。監督は音楽を強く効かせたい瞬間を明確に持っていたという。曲だけを先に完成させて流すのではなく、編集と音の組み合わせを細かく詰める作業だった。

演技・俳優の関係
信頼度

ピットは、本作でレッドフォードと対立する場面が難しかったと語っている。子どもの頃から、何でも答えを知っているようなレッドフォードの役柄を見て育ったため、台本で反論する場面でも、つい相手に同意したくなったという。ピットは自分を直感的、レッドフォードを非常に精密な俳優とも表現した。

撮影現場・俳優
信頼度

情報屋ドゥーメット役のオミッド・ジャリリは、レッドフォードへの挨拶で、別人の主演作『ハワイ5-0』(1968年開始)を褒める冗談を言った。するとレッドフォードも、『ドクトル・ジバゴ』(1965)で素晴らしかったが、その後は太ったね、という趣旨で切り返したと、ジャリリは回想している。

情報不足・要確認
信頼度

ミュアーがビショップに、知らない住人の部屋のバルコニーへ短時間で出るよう命じる場面には、元モサド職員ヴィクター・オストロフスキーの本が元ネタだという説がある。ただし、どの版の何ページなのか、脚本家が参照したのかは確認できていない。似た訓練の記述があることと、本作がそこから借りたことは別の問題だ。

情報不足・要確認
信頼度

本作が、情報機関で働いたトム・ゴールデンの生涯を一部下敷きにしたという説がある。ゴールデンの名前は謝辞のクレジットでも見つかるが、謝辞だけではミュアーが本人をモデルにした証明にはならない。どの出来事が映画へ取り入れられたのかを示す制作証言は、確認できていない。

情報不足・要確認
信頼度

ハーカー役のスティーヴン・ディレインが演技の参考にデヴィッド・フロストを挙げる本作の裏話には、フロストの取材がニクソン大統領を辞任へ追い込んだ、という説明が混じることがある。しかしニクソンの辞任は1974年、フロストとの著名なインタビューは退任後の1977年で、順序が逆である。ディレインの役作りに関する話とは分けておきたい。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

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