『スパイラル』は結婚式の雑談から始まった――クリス・ロックの『ソウ』企画
『スパイラル:ソウ オールリセット』の企画は、ブラジルの結婚式でクリス・ロックが交わした会話から動き始めました。 相手は、隣に座っていたLionsgateのマイケル・バーンズ。ロックは『ソウ』のファンだと話し、自分も出演してみたいと伝えたのです。[1]
・「刑事を演じたい」が、製作陣へ届いた
製作側の証言をまとめた制作紹介によると、バーンズはその話をプロデューサーのマーク・バーグとオーレン・クールズへ伝えました。数週間後には、二人とロックの面会につながります。結婚式の一言が、そのまま決定になったのではなく、映画の企画として話し合う段階へ進んだわけです。[1]
ロックが考えていたのは、のこぎりを持ち、配管につながれた刑事のイメージでした。一方、細かな罠の考案はシリーズの作り手に任せ、警察の物語という新しい入口を持ち込もうとしていました。[1]
・監督を呼んだのは、ホラーファンの主演俳優
『ソウ2』から『4』を監督したバウズマンも、最初から企画の全貌を知らされていたわけではありません。本人によると、バーグにニューヨークへ呼ばれ、そこで初めてロックと会いました。[2]
二人は約2時間、ホラー映画について話し合います。ロックは単に有名シリーズへ出たいのではなく、ジャンルに詳しいファンでした。面会後、バウズマンにはバーグから、ロックが彼の監督参加を強く望んでいるという連絡が届きました。[2]
ロックの発案と主演は企画の大きな柱ですが、脚本を書いたのはジョシュ・ストールバーグとピーター・ゴールドフィンガーです。シリーズのファンが持ち込んだ刑事映画の案を、従来の製作陣と脚本家、戻ってきた監督が具体化する。 『スパイラル』は、そんな組み合わせで生まれました。[1][2]