『ジョン・ウィック4』真上から見る銃撃戦は、ゲームを見てひらめいた
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』で、建物の真上からジョンの銃撃戦を追う場面。その着想源は、ゲーム『The Hong Kong Massacre』の俯瞰の視点でした。チャド・スタエルスキ監督は、これまで使ってきた大きな発砲の光と、この見下ろす視点が結びついたと説明しています。[1]
・床を見るだけの画面に、光で線を描く
監督は、それまで真上からの画面は、床ばかりが見えて単調になりやすいと考えていました。そこで目を引く要素になったのが、銃口から出る光です。上から見れば、撃つ方向に光の線が現れます。炎を噴くように見える銃撃を使い、部屋の中をジグザグに進む動きへ発展させました。[1]
撮影では、4本のワイヤーでカメラを吊り、巻き上げ装置で位置を動かす仕組みをスタジオに持ち込みました。銃撃を見下ろすだけでなく、ジョンを追って部屋をまたぐカメラの動きも作っています。[1]
・約2分半のために、5週間準備する
スタント責任者のスコット・ロジャースによれば、約2分半の場面に、約15人で5週間の準備をかけました。キアヌ・リーブスが長い動きを覚えるだけでは足りず、周囲の演者も、それぞれの位置を把握する必要がありました。誰かが動きを間違えれば、長いカットを撮り直すことになります。[2]
一方、完成した流れは、最初から最後まで一度に撮ったものではありません。監督によると、主な撮影を4つの区間に分け、3か所をデジタル処理でつないでいます。撮影には3日を使いました。[1]
・脚注
- abcd/Film:John Wick: Chapter 4 Director Breaks Down That Fiery Top Shot Sequence(Vanessa Armstrong、2023年3月25日、チャド・スタエルスキへの直接取材)。
- The Film Stage:A Masterclass in Action Cinema: Crafting the Stunts of John Wick: Chapter 4(Bill Graham、スコット・ロジャースへの直接取材)。