🔍 ポップコーン探偵
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ジョン・ウィックの映画トリビア用メインビジュアル 画像は生成イメージです
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放送日 10月10日(土) 19:00〜

ジョン・ウィック

John Wick / 2014
IMDb ⭐ 7.5放送日 2026/10/10 BS12101分Thunder Road Pictures / 87Eleven Productions / MJW Films2014年
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2014年公開の本作は、キアヌ・リーブスがスタント仲間のチャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチに脚本を持ち込み、2人の長編演出への進出につながったシリーズ第1作である。2人にとって最初の難関は、アクションだけでなく物語全体を任せられると製作側を説得することだった。撮影では、柔道・柔術と銃の扱いを組み合わせた動きをキアヌに習得させ、細かなカットで隠さず長めのショットで見せる方針を採った。ニューヨークの費用と撮影規制で大掛かりなカーチェイスが難しくなると、アクション担当のダリン・プレスコットらは車を武器に使う動きへ組み替えた。製作費は資料により2,000万〜3,000万ドルと幅があるが、再上映を含む世界興収は約8,609万ドルとなった。画面では殺し屋が身の回りの物を武器にする一方、作り手は足りない予算と時間まで演出の材料にしていたのである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
38件
制作・舞台裏
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『ジョン・ウィック』あの犬の場面は、どう撮影したのか

『ジョン・ウィック』で子犬が襲われる場面は、犬の動きと、俳優の蹴る演技を別々に撮影しています。動物撮影を監督したAmerican Humaneの記録によると、蹴る動きを撮った時、子犬はすでに部屋の外でした。[1]

・ソファの裏へ走らせてから、犬を部屋の外へ

まず撮ったのは、子犬がソファの裏へ走る動きです。片方のトレーナーが開始位置で子犬を放し、もう一人がソファの裏から呼びました。犬は呼ばれた相手のところへ向かって走っていたのです。[1]

ここで一度撮影を止め、子犬を部屋から出します。その後で、俳優がソファの裏にいる犬を蹴るように演じました。[1]

・抱きかかえる場面には、本物の子犬と模型を使った

ジョンが死んだ犬を抱く場面にも、撮影の工夫があります。American Humaneは、トレーナーが子犬を横たわらせ、血のりを付けて撮影したと記録しています。さらに、この場面では本物の子犬だけでなく、偽物の子犬も使用しました。[1]

・脚注

  1. abcdAmerican Humane Society:John Wick(2014)Detailed Animal Action Report(2026年10月10日確認)。
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制作・舞台裏
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キアヌ・リーブスが読んだ段階の脚本では、主人公は63歳だった。出演に合わせて人物像が調整され、キアヌは旧知のスタント担当者チャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチへ脚本を送った。アクションの相談相手が、そのまま本作の演出を担うことになったのである。

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主人公のジョン・ウィックという名前は、脚本家デレク・コルスタッドの祖父と同名である。冷酷な殺し屋の名が、脚本家の家族の名でもあった。これは主人公を祖父の実人生から描いたという意味ではなく、取材記事で説明されている名前の由来である。

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脚本の仮題は「Scorn」だった。脚本家デレク・コルスタッドによれば、キアヌ・リーブスが取材などで作品を繰り返し「ジョン・ウィック」と呼んだため、製作側もその名前を題名に採用したという。主演が定着させた主人公の名が、そのまま映画の看板になったのである。

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脚本家デレク・コルスタッドは、最初の執筆時には70代のポール・ニューマンを頭に浮かべていたと語っている。ニューマンは既に亡くなっており、これは出演交渉ではない。年齢を重ねた男と長く連れ添った犬を想像することが、初期の人物像を作る手がかりだった。

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キアヌが望んだひげに反対の声があった。脚本家デレク・コルスタッドによれば、キアヌは役の衣装合わせでひげを望んだが、製作側には剃ってほしいという意向もあった。演出陣がひげを残す造形を支持し、本作の姿になったという。

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脚本家デレク・コルスタッドが本作の着想としてまず考えたのは、コンチネンタル・ホテルだったという。日常の中に、殺し屋たちが礼儀正しく接する別の世界がある。その場所を先に思いつき、妻ソーニャを最初の読者として、ジョンと犬の物語を書き進めた。

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【ネタバレあり】デヴィッド・リーチによれば、製作側からは犬の死を変え、動物病院で生きていたと分かる筋に直すよう期待されていた。しかし演出陣は変更しなかった。脚本家デレク・コルスタッドも犬の死への反対を回想しており、観客の反応が、この動機を残す判断を支えたと語っている。

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チャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチは共同で本作を演出したが、監督クレジットはスタエルスキ一人となった。2人によれば、米国監督組合DGAに共同表記を認められず、リーチは製作として表記された。現場での仕事の分担と、映画に載る肩書きが一致しなかったケースである。

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ロシア語などの台詞に付く字幕は、情報を訳すだけでなく、言葉を画面のデザインとして見せる発想で作られた。演出陣はグラフィックノベルに加え、『マイ・ボディガード』(2004年)や『イングロリアス・バスターズ』(2009年)の多言語の扱いを参照したと語っている。

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初めて長編全体を演出するチャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチにとって、キアヌ・リーブスは主演以上の存在だった。リーチによれば、キアヌはウィレム・デフォーやイアン・マクシェーンらを迎え、新人演出者の作業を理解してもらう調整役も果たしたという。

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キアヌ・リーブスは本作のために、柔道、柔術、銃を近距離で扱う動きを約4か月学んだと制作資料で説明されている。これは各場面の振付を4か月かけて丸暗記したという話ではない。相手を倒しながら銃を使う動きを、主演の身体で連続して見せるための技能訓練である。

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キアヌ・リーブスが撮影当日に振付を覚えたと語ったのは、アドリアンヌ・パリッキ演じるパーキンスとの格闘である。数か月の武術訓練を終えていても、個々の場面の動きは直前に決まることがあった。本人は技術を身につける準備と、撮影する場面の振付を覚える作業を分けて説明している。

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アドリアンヌ・パリッキが最初に読んだ脚本では、パーキンスは「Mr. Perkins」という男性の役だった。女性へ変えても、冷徹な殺し屋という性格を弱める書き直しはしなかったとパリッキは説明している。女性らしさを補うのでなく、役の非情さをそのまま引き継いだのである。

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子犬がベッドへ上がる場面では、俳優のそばに置いた食べ物で動きを誘導した。車に乗るときには足場を用意してトレーナーが呼び、車を回転させる撮影では犬を車内に入れていない。ジョンとの自然な生活を見せる場面も、動物の位置を管理して撮っていたのである。

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ヴィゴ役のミカエル・ニクヴィストは、撮影中にスタント担当者と頭がぶつかり、80針を縫ったと当時の取材で語っている。短い休養を取り、傷跡は映像の後処理で消すことになった。本人は意識を失わなかったとも説明しており、失神や再撮影まで加えた話とは区別される。

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デヴィッド・リーチは、キアヌ・リーブスがひどいインフルエンザを患ったままクラブの格闘を撮った日を回想している。小規模な独立製作で撮影日を簡単に追加できず、キアヌは振付をこなしたという。監督の証言が支えるのは体調の悪さで、具体的な体温の数字ではない。

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【ネタバレあり】終盤の雨の中の格闘では、撮影用の雨を温める設備を使えなかった。デヴィッド・リーチによれば、キアヌ・リーブスとミカエル・ニクヴィストは自分たちで多くの動きを行い、冷たい雨にさらされた。画面の荒々しさの裏には、俳優たちの厳しい撮影条件があった。

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撮影監督ジョナサン・セラは、フィルムとデジタルのカメラを併用したかった。しかし機材を2系統そろえ、フィルムも扱う費用を考え、最終的にデジタルカメラALEXAで統一した。画の好みだけでなく、制作費が撮影方式を決める要因になったのである。

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ジョナサン・セラは当初、横長の画を記録するアナモフィックレンズをジョンの日常に、通常の球面レンズを裏社会に使うつもりだった。だが夜の光のにじみが強すぎ、撮影中に方針を変更した。主に昼はHawk Vintage ’74、夜はCooke S4を使う組み合わせになったのである。

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デヴィッド・リーチは、撮影中についカメラを増やして細かく撮ろうとすると、撮影監督ジョナサン・セラが当初の画面構成へ引き戻してくれたと語る。主演が実際に動けることを生かし、身体と空間を見せる画を保った。本作の見やすい格闘は、カメラを増やすだけでは作れなかった。

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製作者ベイジル・イヴァニクによれば、初期編集では冒頭だけで約35分あった。ジョンの悲しみを長く描いた部分を削り、完成版では約12分へ縮めたという。俳優の演技を否定したのではなく、復讐の物語が動き出すまでの時間を調整した編集だった。

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ロシア側の敵が赤いシャツを着るのは、倒される脇役を意味する「レッドシャツ」を意識したのかと質問され、デヴィッド・リーチはその狙いだったと答えている。チャド・スタエルスキも、敵の集団を視覚的に分からせたかったと説明した。衣装の色は敵の役割を伝える仕掛けだった。

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【ネタバレあり】ジョンが椅子に縛られる場面は、予算と時間の制約から、改修中の銀行にビニールを敷いて工事現場として撮った。ウィレム・デフォーもその日に来られず、マーカスの助けを遠くからの狙撃に変えたという。ジョンの叫ぶ演技は、静かなテイクを重ねた後、監督たちが大きく演じてほしいと頼んで得られた。

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マーカスが自宅でヴィゴを迎える場面のバスローブとジュースは、ウィレム・デフォーからの提案だった。もともとは朝食で会う程度の場面だったが、デフォーは衣装と飲み物を具体化した。デヴィッド・リーチは、それによって監督が細部まで考えきれない人物の生活が補われたと回想している。

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ランス・レディックは最初の打ち合わせにスーツの案と、セネガル訛りの声を用意して現れたという。シャロンをギリシャ神話の渡し守になぞらえる役の考え方も理解していた。チャド・スタエルスキは、人物像を既に組み立てていたレディックが、作品の世界観を支える最初の俳優の一人だったと語っている。

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【ネタバレあり】浴場でヴィクターが殺される場面は、脚本では便器を使う予定だった。演じたトビー・レナード・ムーアによれば、実際の浴場では狭くてカメラが入らず、洗面台へ変更されたという。派手な場面の小道具も、撮影場所の寸法に合わせて組み直されていた。

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【ネタバレあり】アクション担当ダリン・プレスコットによれば、大きなカーチェイスはニューヨークの費用と撮影制約から難しかった。そのため終盤は、Navy Yardの私有地で車を格闘の道具のように使う動きへ組み替えた。場所と予算を制限されたことが、いわゆる「カー・フー」の発想につながったのである。

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脚本家デレク・コルスタッドは、本作の撮影中、深夜1時ごろにスタント陣がミニカーを動かして翌日の車の場面を考えていた様子を回想している。本人も床でその作業に加わった。車を武器にする動きは、撮影直前まで小さな車で位置関係を確かめながら組み立てられていた。

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キアヌ・リーブスの時計は、明るい文字盤のManero AutoDate。ウィレム・デフォーは黒い文字盤の同モデル、ダニエル・ベルンハルトはPatravi ChronoGradeを着けたとメーカーが説明している。同じブランドでも、出演者ごとに時計を割り当てていた。

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作曲家ジョエル・J・リチャードは、第1作から音楽に入れていた女性の声を、亡き妻ヘレンがジョンを呼ぶ存在として説明している。荒々しい電子音やロックを使うだけでなく、失われた妻の気配を音楽にも残した。復讐を進める映画の中に、喪失の感情を響かせる設計だった。

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演出陣の87Elevenでは、武術や振付を練習するだけでなく、その動きを撮影し、編集して見せ方を確かめていた。チャド・スタエルスキは、『マトリックス』(1999年)で働いた袁和平のチームの方法を手本にしたと語る。本作の動きと画面の作り方は、別々に考える仕事ではなかった。

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医師役のランダル・ダク・キムと、殺し屋役のダニエル・ベルンハルトは、『マトリックス リローデッド』(2003年)でキアヌ・リーブスと共演している。キアヌは本作での再会を喜び、旧知の相手という感覚が役同士の接し方にも響いたと語る。顔を覚えている観客だけに向けた出演ではなかった。

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チャド・スタエルスキは、第1作を作るころに『ブリット』(1968年)が好きで、キアヌ・リーブスをマスタングに乗せたかったと語っている。その希望から、本作で車を使う場面を作った。車の存在は単に所有者の趣味という設定だけでなく、作り手が好きな映画を持ち込んだ選択でもあった。

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製作者ベイジル・イヴァニクは、撮影開始の8〜9日前に予定の資金が届かず、大きな不足が生じたと回想している。製作者エリカ・リーも、スタッフが来なくなり、イヴァニクが衣装費を立て替えたと語った。本作は撮影直前、製作自体が崩れかねない資金難を経験したのである。

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チャド・スタエルスキは、さまざまな国の武術を一つの映画へ入れるため、現代を舞台にした神話の世界を作ろうとしたと語っている。現実的だった初期の脚本を、金貨やホテルが通じる少し誇張された世界へ広げた。トールキンのように世界を作る発想は、犯罪の実録とは違う方向へ本作を押し出した。

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監督たちの音声解説を紹介した記事によれば、犬の排泄物は後からCGで加えられ、費用は5,000ドルだったという。物語を動かす大きなアクションとは対照的に、犬と暮らす日常の小さな表現にも特殊効果が使われた。金額は会計資料の確定値ではなく、監督たちが回想した数字である。

情報不足・要確認
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本作では、ジョン役にシルヴェスター・スタローンやニコラス・ケイジ、ウィンストン役にアル・パチーノやロバート・デ・ニーロが検討されたという話が流通している。ただし、本人への打診なのか、製作側の希望リストなのかを示す記録は見つからない。脚本家がポール・ニューマンを思い描いた話はあるが、こちらは出演交渉ではなかった。華やかな候補の名前にも、別の種類の想定が混じっているのかもしれない。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

配信で見る

ジョン・ウィックはどこで配信?

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2026-10-10確認・見放題
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