🔍 ポップコーン探偵
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マーベラスの映画トリビア用メインビジュアル
テレビ東京 午後のロードショー
次回放送 10月5日(月) 13:40〜

マーベラス

The Protégé / 2021
IMDb ⭐ 6.1放送日 2026/10/5 テレ東🕐 109分🎬 Millennium Media / Campbell Grobman Films2021年
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マーベラスはどこで配信?

マーベラスを配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

P
Prime Video
購入・レンタルの場合あり
N
Netflix
U
U-NEXT
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H
Hulu
2026年9月4日時点でHuluの作品ページを確認
D
DMM TV
D
Disney+
T
TSUTAYA DISCAS
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J
J:COM STREAM
2026年9月4日時点で日本国内配信を確認
V
VideoMarket
2026年9月4日時点で日本国内配信を確認
M
music.jp
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📀
DVD / Blu-ray
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探偵アイコン 探偵による映画背景メモ

2021年公開。本作はリチャード・ウェンクの脚本をミレニアム・メディアが映画化し、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)のマーティン・キャンベルが監督した暗殺者映画である。主演のマギー・Qは大きな背中の手術からわずか2か月後で、本来なら5か月休むよう医師に言われていたうえ、代理人にはアクション映画をもうやらないと伝えていたが、脚本と監督、共演陣を理由に出演を決め、スタントの多くも自ら演じた。ルーマニアの旧繊維工場にはベトナムの街路が再現され、約200人のアジア系エキストラ、60台のスクーター、年代車両まで集めて冬のブカレストを東南アジアへ化けさせた。撮影はルーマニア、タイ、英国にまたがり、ロンドン撮影を大規模な都市封鎖の直前に終えた後、パンデミック下の追加作業とポストプロダクションは国境越しの遠隔作業になった。The Numbersの集計では世界興収約826万ドルで、大スターを3人揃えた劇場公開作としては小さい数字に終わった。華麗な殺し屋の映画だが、いちばん綱渡りだったのは、手術明けの主演と国境が閉じ始める撮影日程だったのである。

― ポップコーン探偵
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企画・監督参加
信頼度

マーティン・キャンベルが監督を引き受けた決め手は、細かな市場分析ではなく「直感」だった。『イコライザー』のリチャード・ウェンクが書いた脚本を読み、人物関係と物語を気に入ったという。本作は、『007』や『ゾロ』を手がけてきたキャンベルにとって、初めて女性を主人公に据えたアクション映画になった。

キャスティング・出演判断
信頼度

マギー・Qは代理人に「アクションなら脚本も見たくない」と伝えていた。だがキャンベル、ウェンク、マイケル・キートンが関わると聞き、例外として読み始めた。最初の5ページで、人物や関係性を置き去りにする通常のアクション脚本とは違うと感じ、出演へ傾いた。

キャスティング
信頼度

キャンベルがマギー・Qを選んだ直接の理由は、格闘歴ではなく演技だった。イーサン・ホークとの共演映像を見て気に入り、役に望ましかったベトナム系という背景も一致した。配役時点では、彼女がジャッキー・チェンのもとで訓練し、激しいアクションをこなせることさえ知らなかったという。

脚本・俳優参加
信頼度

台詞場面は、監督・主演2人・脚本家が毎日のように練り直した。マギー・Qとキートンはキャンベルと長時間話し合い、脚本家ウェンクも毎日のように電話で加わった。とくに二人の台詞と駆け引きは、関係性が画面で立ち上がるよう撮影中まで練り直された。

脚本・ロケーション
信頼度

アンナの腕前を最初に見せる場面には、約4つの案があった。脚本では当初オフィスが舞台だったが、キャンベルがプール付きの場所を見つけ、状況をそのロケーションに合わせて書き換えた。怯えた少女のように見せてから一転する完成版は、場所との出会いから生まれた。

仮題・改題
信頼度

撮影時の題名は『The Asset』だったが、公開前に『The Protégé』へ変わった。キャンベルは、組織の「資産」を思わせる旧題より、ムーディに育てられたアンナをそのまま示す新題の方がふさわしいと考えた。日本ではさらに『マーベラス』という独自題が付いた。

スタント・負傷対応
信頼度

マギー・Qは撮影の約2か月前に、喉側から処置する大きな脊椎手術を受けていた。医師は5か月休むよう勧め、現場では首への負担を考えて振付の一部を変更した。本人はまず代役の映像で流れを覚え、歩いて確認し、休養を挟み、撮影当日に初めて全力で動く方法を取った。

スタント
信頼度

バルコニーから飛び降りる場面は、通常なら代役や顔の差し替えを使う規模だが、マギー・Q本人が演じた。編集者は彼女が約90%のスタントを担当したと見積もっている。明確な例外は車にはねられる場面で、危険性と保険の事情から本人には任せられなかった。

The Protégé (2021 Movie) Stunts – Maggie Qの動画サムネイル 公式メイキング マギー・Q本人のスタントを公式映像で見る 本人の実演と撮影風景を収めた、Lionsgate公式のスタント映像。 Lionsgate Movies YouTubeで見る ↗
アクション撮影・編集
信頼度

キャンベルは、格闘をアップと細切れ編集でごまかす方法を避けた。少し引いてパンチや蹴りの流れが見えるよう振り付け、編集でも一部をわずかに速める程度に抑えた。VFXは主にワイヤー除去や清掃で、実演の動きを残す方針だった。

The Protégé (2021 Movie) One Take Stuntの動画サムネイル 公式メイキング ワンテイクのスタント撮影を公式映像で見る 長い動きを切り刻まずに見せるアクション撮影を確認できる公式映像。 Lionsgate Movies YouTubeで見る ↗
危険場面・実演
信頼度

【ネタバレあり】アンナが水責めを受ける場面で、タオルの下にいるのはマギー・Q本人である。制作側はタオルへプラスチックを仕込み、水を避けようとしたが機能しなかった。水は四方から入り、注ぐ役の俳優が申し訳なくなるほど、本人は実際に苦しい状態で演じていた。

撮影・編集
信頼度

本屋でアンナとレンブラントが初めて言葉を交わす場面は、マギー・Qとキートンにとって撮影初日だった。二人はすでに好調だったが、後日の場面で生まれた軽快なリズムにはまだ届いていなかった。編集者カタンザロは間を少し詰め、応酬に切れ味を加えた。

削除場面
信頼度

アンナが友人と美術館で過ごし、男に声をかけられる約1分の場面が撮られていた。暗殺者以外の普通の生活を見せる狙いだったが、物語を前へ進めないため削除された。公園のベンチでムーディへ電話する場面や、本屋を閉める短い素材も完成版には残らなかった。

ロケーション
信頼度

ルーマニアでは、独裁者ニコラエ・チャウシェスクの旧私邸がロケ地になった。現地俳優トゥドル・キリラにとって、政権時代には所在地すら知らされなかった建物での撮影だった。初めて中へ入り、かつての独裁者のプールで演じること自体に、半世紀分の記憶が重なったという。

美術・群衆場面
信頼度

1987年のベトナム街路は、ブカレストにある1930年建造の繊維工場跡へ造られた。用意したのはスクーター60台、時代車5~6台、アジア系に見えるエキストラ約200人。衣装と帽子はベトナムから運び、雪の多い1月に南国の雑踏を作ったため、天候に合わせた撮影変更も必要になった。

COVID-19・追加撮影
信頼度

2020年3月、主要撮影は残り約5日というところでCOVID-19に止められた。タイやドミニカ共和国をベトナムの代役にする案も消え、約半年後、ブルガリアの田園と植え込んだヤシを使って不足場面を撮った。川を進むアンナの映像もブルガリアで、実際のベトナムには小規模班が外景を撮りに行っている。

ポストプロダクション
信頼度

撮影中断後、編集者カタンザロはLAの自宅、キャンベルと音響班はブルガリアという分業になった。二人は一度も同じ編集室へ入らず、Evercastの直結映像で全編を詰めた。監督にとって初の遠隔編集だったが、脚本は元から引き締まっており、大きく失ったのは約1場面だったという。

撮影・カラーグレーディング
信頼度

本作は、Millennium Mediaが新しく購入したARRI Alexa 4K S35を使う最初の作品になった。キャンベルと撮影監督デヴィッド・タッターサルは、ベトナム場面に豊かな色と艶を持たせる方向を選んだ。最終の色調整は二人とカラリストのヴァネッサ・テイラーが集まり、1週間で仕上げた。

邦題
信頼度

原題は「弟子」を意味する『The Protégé』だが、キャンベル監督は日本で『マーベラス』と呼ばれていることを知らなかった。日本の取材で初めて聞き、海外公開で題名が変わるのは珍しくないとして、「日本に合っているならよい」と受け止めている。

興行
信頼度

The Numbersの集計では、北米興収は744万6,823ドル、海外は80万9,206ドル、世界累計は825万6,029ドル。北米が全体の約90%を占める偏った内訳になった。同サイトはDVD売上を179万584ドル、Blu-ray売上を168万5,436ドルと推計しているが、製作費と最終損益は公開していない。

情報不足・要確認
信頼度

『ジョン・ウィック』と同じLionsgateの名から、同シリーズを意識した作品だと紹介されることがある。しかしキャンベル監督は、制作時に『ジョン・ウィック』をまったく意識していなかったと明言している。Lionsgateは本作の配給会社で、実際の製作主体はMillennium Mediaだった。

情報不足・要確認
信頼度

キャンベル監督が直前にジャッキー・チェンと仕事をしていたため、「チェンの推薦でマギー・Qが選ばれた」と考えたくなるが、これは監督本人が否定している。本作についてチェンとは話しておらず、演技映像を見て独自に配役した。その時点では、彼女のアクション能力さえ知らなかった。

情報不足・要確認
信頼度

撮影地一覧に「ベトナム」とあるため、現地で主要場面を撮ったように見えるが、実際は違う。主要キャストのベトナム場面はルーマニアとブルガリアで作り、ヤシや岩山を実物・VFXで足した。ベトナムへ渡ったのは小規模班で、一部の外景素材を撮っているため、「現地撮影ゼロ」とするのも誤りである。

情報不足・要確認
信頼度

コン・リーが関与した旧企画『Ana』の後、『The Asset』ではマギー・Qが主演した。しかし「コン・リーが降板し、マギー・Qが同じ役をそのまま引き継いだ」と確認できる資料はない。旧版は女性ハッカーを中心とする別筋で、マギー・Q自身も旧版を知らず、その間にキャンベルとウェンクが大幅に書き直したと説明している。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

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