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ターミネーター3の映画トリビア用メインビジュアル
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ターミネーター3

Terminator 3: Rise of the Machines / 2003
IMDb ⭐ 6.3🕐 109分🎬 C2ピクチャーズ / インターメディア2003年
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ターミネーター3はどこで配信?

ターミネーター3を配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

P
Prime Video
購入・レンタルの場合あり
N
Netflix
U
U-NEXT
2026年8月1日時点で日本国内配信を確認
H
Hulu
紹介している作品は、2026年8月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
D
DMM TV
D
Disney+
T
TSUTAYA DISCAS
2026年8月1日時点でDVD・Blu-rayの宅配レンタルを確認
📀
DVD / Blu-ray
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2003年公開のシリーズ第3作であり、ジェームズ・キャメロンが監督せず、リンダ・ハミルトンも出演しない最初の劇場版をジョナサン・モストウが引き継いだ。製作会社の破綻後に分散した続編権をめぐる交渉を経て、マリオ・カサールとアンドリュー・ヴァイナが権利をまとめたため、撮影以前から企画は映画というより企業買収の様相を呈していた。当時の『ロサンゼルス・タイムズ』は総予算を約1億7,200万ドル、そのうち実際の撮影に回る額を約9,000万ドルと報じ、約3,000万ドルとされたシュワルツェネッガーの報酬、モストウの500万ドル、権利者らへの支払いが残りを占めたとしている。モストウはジョン・ブランカトー、マイケル・フェリスと丸1年を脚本改稿に費やし、先行稿の大半を退けてロードムービー色を強めた。The Numbersの集計では製作費1億7,000万ドルに対し、世界興収約4億3,306万ドルである。人類と機械の戦争を再開する前に、ハリウッドはまず権利者と会計表を相手に長い前哨戦を済ませていたわけである。

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ジェームズ・キャメロンが監督しないため、アーノルド・シュワルツェネッガーは当初出演に消極的だった。だがキャメロンは、ターミネーターという人物像は俳優自身のものでもあるとして続投を勧め、出演するなら高額を求めるよう助言した。このやり取りを経て、シリーズ初の別監督作品にも同じ主演が残った。

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アーノルド・シュワルツェネッガーの契約では、出演料2925万ドルがペイ・オア・プレイとして保証された。撮影が予定日を超えた場合の週当たり追加報酬、専用機、専用トレーラー、トレーニング設備に加え、一定条件後の調整後総収入20%も定められている。単なる「高額出演料」ではなく、製作中止や延期まで俳優側の損失を防ぐ契約設計だった。

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カロルコが保有していた続編権の半分は、ロサンゼルスの破産裁判所で競売にかけられた。アンドリュー・G・ヴァイナはミラマックスを上回る800万ドルを提示し、残る半分を持つゲイル・アン・ハードとの権利整理を進めた。第三作が前作から12年空いた背景には、脚本以前に権利を再び一つに集める工程があった。

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エドワード・ファーロングによれば、第三作への出演は大きな契約だったが、保険上の条件として薬物を断つ必要があった。ところが成立を祝って薬物を使い、過剰摂取を起こしたことが報告され、出演できないと告げられた。単なる「交代」ではなく、本人が依存症と仕事を失った経緯を結び付けて語った配役変更である。

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ジョナサン・モストウはソフィア・ブッシュの才能を評価しながらも、画面上ではニック・スタールよりかなり若く見え、同級生だったという設定が成立しにくいと判断した。交代したクレア・デインズは、すでに動いていた撮影へ入りながら台詞を覚えることになった。演技力ではなく、二人を同じ年齢の旧友として見せられるかという画面上の整合性で決まった交代だった。

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制作側はサラ・コナーの再登場を検討したが、リンダ・ハミルトンは前二作で人物の軌跡が完成していると考えた。提示された案ではサラが中盤で死に、物語はすぐジョンへ引き継がれるため、本人は復帰に足る変化がないと感じた。完成版ではサラをすでに亡くなった人物とし、棺の武器やジョンの記憶を通じて存在だけを残した。

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リドリー・スコットは提示額を尋ね、主演と同等の2000万ドルを求めたところ受け入れられた。それでも、シリーズの漫画的な楽しさを自分なら過度に現実的にしてしまうと考え、監督を引き受けなかった。金額ではなく、自分の演出と作品の性質が噛み合わないという判断で離れた候補である。

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T-Xは人間の姿を利用する一方、重さや疲労を見せない機械でもある。クリスタナ・ローケンは体格を作る訓練と、視線や表情を抑えるマイム訓練を並行し、走るときにも呼吸や腕の振りが人間らしく見えすぎないよう調整した。見た目、移動、無言の反応を別々の訓練で組み上げた役作りだった。

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完全なCGキャラクターへ切り替わる場面で別の動きに見えないよう、ILMはクリスタナ・ローケンのモーションキャプチャーを基礎にした。その上から関節の制限や機械の重さを調整し、俳優の輪郭が消えても同一人物として動くよう仕上げた。変身効果だけでなく、演技の連続性を保つためのモーションキャプチャーだった。

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初期案には中性的な骨格もあったが、人間形態との連続性を重視して女性的な輪郭へ進んだ。承認された三次元モデルを基に部品を機械加工し、スタン・ウィンストン・スタジオが実物を組み、ILMが同じ設計からデジタル版を再現した。実物とCGを別々に似せるのではなく、共通のデジタル設計から枝分かれさせた造形である。

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予算と時間を抑えるため、交換式の武器は基本的に片腕分だけ製作され、左右を変える場面では黒い手袋で未装着側を隠した。実物で撮れる始点と終点を用意し、その間の液体金属の変形をILMが補っている。一連の変形は、機械仕掛けとCGの役割を短い瞬間の中で切り替えている。

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T-850の損傷表現には、傷の位置と金属の露出量が異なる六段階の特殊メイクが用意された。顔の半分が失われる段階では、アーノルド・シュワルツェネッガーへ緑色の覆いを付け、ILMが骨格と向こう側の背景へ置き換えた。場面をまたいでも被害が連続して見えるよう、次に露出する金属の位置まで設計されている。

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頭部の一部が存在しない「空間」を成立させるには、俳優の顔の奥へ本来見えるはずの背景まで再構築する必要があった。カメラの揺れや照明変化にも合わせ、傷の縁だけが実写皮膚から浮かないよう複数のブレンドを重ねた。損傷表現の難所は金属そのものより、金属の周囲に生じる空洞だった。

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スタン・ウィンストン・スタジオはアーノルド・シュワルツェネッガーとクリスタナ・ローケンの実寸模型を作り、危険な火炎や爆風を受けるショットへ投入した。ILMは模型の動きや表面を調整し、実写の俳優から機械へ切り替わる境界を隠した。安全対策そのものが、実物模型とCGを混ぜる画面設計になった。

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通常は完成した地形に足を合わせるが、この場面では演者が不規則な障害物を越えた動きを先に収録した。足の接地点を点群として記録するプログラムを作り、その点へ地面を持ち上げることで、同じ歩行データを瓦礫の斜面へ自然に接地させた。高価な装置を増やす代わりに、廃材と小さな専用プログラムで群集ロボットの足元を作っている。

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T-1は実寸模型を五台製作し、二台を油圧で動かした。可動型は約3.2メートル級の車体と履帯を持ち、鋼鉄とアルミの骨組みで自走や旋回、砲塔の動作まで行える。複数台を並べる広い画ではデジタル複製も使うが、近距離の重量感と振動は実機から得ている。

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当初は夜の場面として絵コンテが作られたが、1000以上の夜間ショットを照明して撮る時間がないと判明し、昼の追跡へ変更された。約400メートルの道路セットに建物を並べ、クレーンが接触する場所だけを破壊可能な構造にしている。物語上の時刻まで、撮影量と照明時間から逆算して変えられた大規模場面である。

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撮影班は別の大型クレーンへ延長アームを付け、その下へ長い低床トレーラーを連結した。俳優はワイヤーで模擬鉤へ固定され、トレーラーが落下時の安全面と撮影足場を兼ねた。俳優と背景を同時に動かす装置により、合成だけでは出にくい風圧と道路の振動を画面へ残した。

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実機で得た車体の揺れ、タイヤの沈み、破片の動きを基準に、ILMは同じ形状のデジタルクレーンを作った。転倒ショットにも実写の破片や背景を残し、物理的に撮れる区間と危険な区間だけを分けている。場面全体をCGにせず、最後の一動作だけを置き換えた設計である。

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大規模なVFX映画では、撮影後に変えられない実物の選択が合成全体へ影響する。撮影監督ドン・バージェスは、俳優の衣装、メイク、髪、小道具を同じテスト内へ置き、部署ごとの判断を本撮影前にそろえた。一つのヘルメットにも、画面上の形と光の反射を選ぶ25通りの比較があった。

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ロケとセットを同じ場所に見せるため、炎、街灯、煙を通る硬い光へ共通の橙色を与えた。未来的な場面にも現実のロサンゼルスにある光源を置き、SF要素が日常へ侵入する画面を目指している。色の違いは前作を忘れた結果ではなく、第三作独自の規則として選ばれた。

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存在しない武器を相手にする俳優も、実際の明滅があれば反応のタイミングを取れる。VFX側も皮膚や衣装へ残った光を基準に、CG兵器の位置、強度、発射の瞬間を合わせられる。CGを自然に見せる手掛かりは、完成後ではなく撮影時の光として先に置かれた。

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本編は、アクション用機材の自由度を得やすいスーパー35で撮影し、全編をデジタル中間処理へ通して2.40対1の画面に仕上げた。試写用には35ミリ映写機と専用マスクを積んだトレーラーを用意し、撮影現場でも完成比率に近いデイリー(その日の撮影映像を確認する素材)を見られるようにした。撮影の自由度と、仕上げ時の細かな色・画面管理を組み合わせた方式である。

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数百メートルのトンネル天井には一定間隔で穴を開け、各穴の上へ向きの違う10キロワット灯を二台ずつ置いた。どちらへカメラを向けても逆光を作れ、第一班の調光設定を第二班が数値で再現できるよう記録した。安価に見える格納庫を撮影所へ変えるため、建物の内側にもう一つの撮影設備を建てている。

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実火は強さと形が毎回変わるため、別テイクや第二班の映像をつなぐと光が飛びやすい。専用の「ボーダライト」は明るさと暗さの順序を調光卓へ保存し、俳優の顔や壁へ当たる火の反射だけを同じ周期で反復した。爆発の連続性を、炎そのものではなく再生可能な照明の波形で管理している。

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撮影に必要な床、配管、磁石部分だけを連続する一単位として作り、カメラの角度と背景を変えて同じ構造を繰り返した。T-Xが磁力で外皮を剥がされる近景は実物の接触感を残し、施設全体の奥行きだけをデジタルで拡張した。巨大設備を丸ごと作らず、触れる範囲と見渡す範囲で制作方法を分けた。

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外皮は単に透明になるのではなく、膜が伸び、細かな粒へ分かれ、特定方向へ引かれながら骨格を露出する。人物の形を保つ液体金属と、磁力に負けて崩れる素材という相反する動きを同時に制御する必要があった。短い剥離ショットのために、新しい粒子制御の手順そのものを作っている。

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機械同士の力を見せるため、人間の格闘の速さよりも、相手を壁ごと押し抜く重い動きを優先した。壁や便器は決めた回数で壊れるよう作り、壊れた後は同じ形へ戻せないため、カメラの順序までリハーサルで固定した。短い乱闘の背後に、壊す順序を決める六週間がある。

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最終ミックスの段階で、全効果音の約45%を新たに追加した。ジョナサン・モストウ監督は試写のたびに数十項目の修正を出し、効果音は13組のプリダブへ整理された。各組は30〜80トラックを持ち、場面によって約500トラック、約300入力の卓を使い、映像の変更と並行して調整している。

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音楽が消えると、それまで旋律に隠れていた動作へ個別の音が必要になる。エンジン、油圧、金属のねじれ、建物の崩壊、路面の破片を分けて加え、クレーンそのものが場面のリズムを作るよう再構成した。巨大機械の迫力は音を増やすだけでなく、音楽を引く判断から生まれている。

制作秘話
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マルコ・ベルトラミの音楽は、96人編成のオーケストラを64トラックで録り、最大128トラックのシンセサイザー素材と重ねた。楽器群を細かく分けたため、最終ミックスでは金管を残して弦を引く、電子低音だけを強めるといった調整ができた。機械音とぶつかる帯域を場面ごとに組み替えられる、大規模な音の素材集である。

制作秘話
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削除場面「サージェント・キャンディ」では、T-800の外見をアーノルド・シュワルツェネッガー演じる兵士から採り、声だけを別人のものへ変更したという由来が描かれた。機械の不気味さよりコメディー色が強い別案だったため完成版から外され、現在はDVDなどの特典映像で確認できる。本編の公式設定ではなく、撮影まで行った没案である。

画面内ディテール
信頼度

T-850の再起動画面には、QuickTimeやMac OS 9のシステム項目など当時の実在用語が流れる。一瞬でスクロールするため通常の鑑賞では読み取りにくいが、架空の診断語だけで埋めず、2003年前後のコンピューター表示を未来機械の内部へ紛れ込ませた画面内ディテールである。

情報不足・要確認
信頼度

シュワルツェネッガーがクレーンによる建物破壊のため出演料から140万ドルを負担したという話がある。ただし、今確認できる資料には、この経緯を示す記録がない。ありえる話ではあるものの、そのまま信じるには材料が足りない。

情報不足・要確認
信頼度

テディ・サラフィアン稿には旅客機がロサンゼルスへ墜落する場面があり、実現すると予算が2億ドルを超えるため変更されたという話がある。しかし、その場面を含む脚本稿や、費用を説明する当事者の証言は見つかっていない。大規模な没案はあったのかもしれないが、ボーイング墜落と2億ドルという組み合わせはそのまま信じない方がよさそうだ。

情報不足・要確認
信頼度

『ターミネーター』(1984)のヴコヴィッチ刑事が、車椅子姿で再登場する案があったという話がある。しかし該当する脚本稿、制作側の証言、演じたランス・ヘンリクセン本人の明確な証言は確認できない。別の刑事役や再登場案と結びついたのかもしれない。

情報不足・要確認
信頼度

スタジオが女性の敵では主演に対抗できないと考え、男性役へ書き換える案を検討したという話がある。ただし、本人や現場関係者の証言、制作時の記録は確認できない。そう考えると筋は通るが、今のところは決めつけない方がよさそうだ。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

情報の扱いについて
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