🔍 ポップコーン探偵
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バイオハザードの映画トリビア用メインビジュアル
テレビ東京 午後のロードショー
次回放送 10月7日(水) 13:40〜

バイオハザード

Resident Evil / 2002
IMDb ⭐ 6.6放送日 2026/10/7 テレ東🕐 100分🎬 Constantin Film / Davis Films2002年
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バイオハザードはどこで配信?

バイオハザードを配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

P
Prime Video
購入・レンタルの場合あり
N
Netflix
U
U-NEXT
2026年9月4日時点で日本国内配信を確認
D
DMM TV
D
Disney+
T
TSUTAYA DISCAS
2026年9月4日時点でDVD・Blu-rayの宅配レンタルを確認
T
TELASA
2026年9月4日時点で日本国内配信を確認
V
VideoMarket
2026年9月4日時点で日本国内配信を確認
📀
DVD / Blu-ray
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探偵アイコン 探偵による映画背景メモ

2002年公開。本作はジョージ・A・ロメロらが関わった長い開発を経て、ゲーム第1・第2作を続けて遊んだポール・W・S・アンダーソンが、既知の筋を再現するのではなく、ウイルス流出の前段を描くオリジナル脚本としてまとめた映画化第1作である。初期題は *Resident Evil: Ground Zero* だったが、アンダーソンはゲームをそのまま映画にすればファンが展開を知っているとして、新主人公アリスと独自の閉鎖空間を選んだ。主演ミラ・ジョヴォヴィッチは、ミシェル・ロドリゲスの参加後にアクションの比重が相手役へ移った脚本を読んで降板寸前になり、監督と全ページを確認して役を立て直したと後年語っている。制作は米国スタジオの資金に頼らない欧州中心の体制で、ベルリン近郊の施設やスタジオを使い、俳優には武器・格闘訓練、ゾンビ役には動作訓練を施した。製作費3,300万ドルに対し、Box Office Mojoの集計では世界興収約1億298万ドルで、独自路線への賭けはシリーズ化を可能にした。忠実な翻案を避けた映画がゲーム映画の長寿シリーズになったのだから、原作愛はコピーの正確さより、続編を生む興行成績で測られたらしい。

― ポップコーン探偵
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企画開発
信頼度

ポール・W・S・アンダーソンが映画化を決めたきっかけは、ゲーム『バイオハザード』『バイオハザード2』を2週間ほぼ外出せず続けて遊んだことだった。当時、権利を持つコンスタンティンは複数の映画作家を経て企画に行き詰まっていた。アンダーソンは報酬の保証なしに脚本を書き、そのスペック脚本を持ち込んで企画へ参加した。

脚色
信頼度

アンダーソンは、ゲーム第1作をそのまま映画化すれば、ファンには裏切り者や死ぬ人物まで最初から分かってしまうと考えた。ホラーとして秘密を保つため、ゲームの世界観と映像言語を借りながら、アリスたち新しい登場人物の物語にした。原作を軽視したのではなく、既知の攻略手順を映画でも繰り返さないための判断だった。

関連作品・構成
信頼度

シリーズ全体の設計でアンダーソンが手本にしたのは、『エイリアン』(1979)と『エイリアン2』(1986)の関係だった。第1作は地下施設に閉じ込められる小規模な恐怖劇にして緊張と予算を制御し、続編ができれば世界を外へ広げるつもりだった。結果として、映画版『バイオハザード』の第1作と第2作もその拡張型の構造になった。

脚本・権利元監修
信頼度

契約が決まると、アンダーソンは日本へ飛び、カプコンに映画の構想を説明した。ゲームを生んだ三上真司とも会い、カプコン側の意見を受けて脚本の一部を修正している。ただし撮影開始後は大きく崩さず、主な変更は初稿から撮影稿までの段階で行われた。

キャラクター・文学
信頼度

アリスとレッドクイーンは『不思議の国のアリス』から生まれた。人工知能のレッドクイーン、鏡、チェス盤、迷路のような廊下まで、ルイス・キャロルの「アリス」作品が物語と美術の共通言語になっている。ゲームにない新主人公を導入しながら、未知の地下世界へ落ちていく感覚を一つの文学的モチーフでまとめた。

キャスティング
信頼度

ミラ・ジョヴォヴィッチは、弟が『バイオハザード』を遊ぶ横で指示を出すほどゲームに親しんでいた。映画化を知ると、自分からオーディションを受けたいと申し出たという。完成後にシリーズの顔となったが、最初の参加理由は原作ゲームへの個人的な熱中だった。

キャスティング・脚本改稿
信頼度

ミシェル・ロドリゲスが参加する前、レインに相当する人物は映画開始後20分ほどで死ぬ男性の小役だった。監督は彼女のために役を女性へ変え、出番を大幅に増やしたが、その改稿で自分のアクションが減ったと感じたジョヴォヴィッチは降板寸前まで反発した。二人は脚本を1ページずつ数時間かけて確認し、アリスとレインの見せ場を再配分した。

題名・社会状況
信頼度

本作の初期題は『Resident Evil: Ground Zero』だった。ウイルス災害の起点を描く前日譚という構想を示す副題だったが、2001年9月11日の同時多発テロ後、「グラウンド・ゼロ」が別の重い意味を帯びたため削除された。撮影後の宣伝上の変更ではなく、社会状況によって作品名そのものが変わった例である。

資金調達・女性主演
信頼度

第1作は、撮影時点で米国スタジオの配給や資金を前提にしていない欧州中心の企画だった。アンダーソンは、当時の米国大作が避けがちだった女性アクション主演を実現できたのは、このスタジオ外の製作体制のおかげだと振り返っている。後にソニーがシリーズへ深く関わるが、その出発点はコンスタンティンなどによる独立製作だった。

ロケーション・撮影
信頼度

製作班はラトビア、ウクライナ、英国の地下壕、ドイツの旧核シェルターまで地下施設を探した。当初はロンドンのシェパートン撮影所も準備していたが、まだ開業前だったベルリンのReichstag U-Bahn駅を見つけ、地下施設への入口として使えることが決め手になった。撮影は2001年5月5日から11週間、ベルリンのスタジオと周辺ロケで行われた。

撮影・アクション
信頼度

ジョヴォヴィッチは撮影前に1か月の集中訓練を受け、壁を走ってゾンビ犬を蹴る動きは撮影期間中の昼休みなども使って約3か月半かけて仕上げた。さらに地下施設の場面では、真冬のベルリンで薄い赤いドレスを着たまま濡れる撮影が続いた。厚い防寒着の撮影班を横目に、主演だけが水浸しで演じる過酷な現場だった。

訓練・群集演技
信頼度

特殊部隊役の俳優たちは、元軍人ジェイムズ・バトラーのもとで3週間、格闘、壁登り、ワイヤーで吊られる姿勢、部隊としての動きを学んだ。一方、ゾンビ役には『スウィング・キッズ』(1993)のダンス教師ワーナー・ヴァン・イーデンが動作クラスを実施した。全員を同じ歩き方にせず、班ごとに異なる身体イメージを与えて、単調な群集にならないよう設計した。

特殊メイク・動物
信頼度

ゾンビ犬の基本はCGではなく、本物のドーベルマンに筋肉や血管を描いた伸縮素材の全身衣装を着せたものだった。目と鼻先にはデジタル補正を加え、アリスに蹴られる犬だけは実物大の人形を使った。口の周囲は犬がメイクを舐め取ってしまうため何も付けられず、監督は見えない角度で撮って欠けた部分を隠した。

クリーチャー・VFX
信頼度

【ネタバレあり】リッカーは全編CGではなく、顔の接写用に実物の4分の3模型、壁を壊す場面用に半分サイズの操演模型などが作られた。俳優が反応できるようラテックス製の舌も用意したが、完成版の舌と動きはデジタルで置き換えた。アンダーソンは『エイリアン』(1979)にならい、CGの怪物を長く見せず、爪・牙・脳の短い断片として編集した。

特殊効果・撮影
信頼度

【ネタバレあり】レーザーで人体が崩れる瞬間は、CGではなく電磁石で分割した人形。コリン・サーモンの姿勢を写した人体模型を立方体状に切り、電磁石で一体に保持しておき、撮影時に電流を切って崩した。長い白い廊下も鏡の反射を多用した仕掛けで、最新技術より古典的な撮影トリックを選んだ場面だった。

VFX・人物
信頼度

レッドクイーンは8歳の少女を透明な箱の上で撮影した。8歳の少女を透明な箱の上に立たせて撮影し、箱を消した映像をコンピューターへ取り込み、全身を3D空間で変形させた。実写の表情を残しながら、光線で組み立てた人間のように見せる合成だった。

編集・特殊メイク
信頼度

初期のゾンビ映像を見たジョヴォヴィッチは、監督へ「この見た目では駄目だ」と率直に伝えた。アンダーソンは完成版でゾンビの登場量を抑え、追い詰められる人間たちの反応へ重心を移したという。ゾンビ映画なのに人間同士の緊張が長く続くのは、撮影素材を見た後の軌道修正でもあった。

美術・衣装・撮影
信頼度

白い壁がどこまでも続くレーザー廊下は、撮影監督デヴィッド・ジョンソンが『2001年宇宙の旅』(1968)へのオマージュとして設計した。青いレーザーを際立たせるため鏡と白色光を組み合わせ、照明器具の多くは美術セットそのものへ組み込んだ。地下施設の照明が単なる明かりではなく、空間の無機質さを作る装置になっている。

衣装
信頼度

本作では美術監督リチャード・ブリッジランドが衣装デザインも兼任した。特殊部隊の黒い制服は人物ごとに背面の細部を変え、スタントで破損することを見越して主要俳優用を各5着ずつ作った。アリスの赤いドレスもジョヴォヴィッチと共同で、動きやすさと片脚が見える非対称形を決めている。

音楽・音響
信頼度

マリリン・マンソンとマルコ・ベルトラミは、互いの音素材を交換した。二人は打合せを行い、音の断片を交換して、冷たく機械的な質感が映画全体でつながるよう調整した。マンソンはロック曲らしさを避け、ギターも旋律ではなく金属的な音源として扱った。

レイティング・撮影
信頼度

【ネタバレあり】R指定は再編集ではなく、撮影時のピント送りで守った。レーザーで切断された頭部の内部を見せたい一方、鮮明ならNC-17になると予想し、手前をわずかにぼかして奥のアリスへピントを送った。編集で隠すのではなく、撮影時の焦点設計で残せる限界を狙った。

別エンディング・興行
信頼度

【ネタバレあり】製作班は物語の7か月後を描き、ゲームのように事件を一度まとめる別エンディングも撮影していた。しかしアンダーソンは、1970年代映画のように荒涼として先を閉じない公開版のほうが良いと判断した。製作者によると、続編を当然視して撮った結末ではなく、ロサンゼルス試写で観客の反応と評価が非常に高かった後に初めて続編の具体的な話が始まった。

情報不足・要確認
信頼度

SonyはPG-13を望んだが、アンダーソンがR指定を押し通した」という話が流通している。しかし監督の同時期インタビューで確認できるのは、最初からR指定の範囲を意識して撮り、初回提出でRを得たという説明までである。SonyがPG-13を要求したことを示す当事者証言や公式記録は、今回の個別検索では確認できなかった。

情報不足・要確認
信頼度

【ネタバレあり】「最初の完成版はNC-17で、大量に削除した完全版を監督が約束した」という説は、アンダーソン本人の説明と合わない。監督は初回提出でR指定を得たと述べ、使わなかった残酷描写は少しあるものの、公開版に満足していて戻って作り直したい映画ではないと答えている。削除エンディングや未使用映像の存在と、NC-17の完全版が存在するという話は分けて考える必要がある。

情報不足・要確認
信頼度

下水道の撮影でミラ・ジョヴォヴィッチがアンダーソンを殴って黒いあざを作り、最終的に計3人を負傷させた」という話がある。IMDb投稿は音声解説由来としているが、今回読めた監督・主演の取材、制作ノート、同時代資料では同じ事故を確認できなかった。具体的で面白い話ではあるものの、解説音声そのものを再聴取するまでは確定トリビアにできない。

情報不足・要確認
信頼度

ジョージ・A・ロメロが映画版の脚本を作ったこと自体は、ピッツバーグ大学の所蔵目録でも確認できる。しかし「怪物を全部出すため高額だった」「原作改変をカプコンが嫌った」「過激すぎてNC-17になる」「映画を見るとゲームが売れなくなる」という複数の拒否理由をまとめた説明には、全項目を裏付ける当事者記録がない。先行企画が不成立だった事実と、後から足された理由の寄せ集めは分けて扱うべきである。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

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