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2021年公開で、イーオン・プロダクションズ製作の007シリーズ第25作、ダニエル・クレイグがボンドを演じた第5作にして最終作である。ダニー・ボイルと脚本家ジョン・ホッジは2018年8月に「創造上の相違」で離脱し、準備期間が切迫するなか、シリーズ初の米国人監督となるキャリー・ジョージ・フクナガが監督と共同脚本を引き継いだ。撮影中にはクレイグがジャマイカで足首を負傷して手術を受け、パインウッドでは制御爆破がステージを損傷してスタッフ一人が負傷するなど、画面外でも危険任務が続いた。当初2020年4月だった劇場公開は新型コロナウイルス流行で同年11月、2021年4月へと延期され、最終的に英国では同年9月30日、米国では10月8日に公開されるまで約18か月待たされた。製作費はThe Numbersで約2億5000万ドル、Box Office Mojoの集計では北米興収約1億6089万ドル、世界興収約7億7415万ドルである。題名に反して公開までの時間だけはたっぷりあり、ボンドは敵より先に監督交代、負傷、爆破事故、世界的な映画館閉鎖を生き延びてから退場することになった。
ダニー・ボイルの降板を挟む開発では、少なくとも四つの脚本版が検討されては流れたとダニエル・クレイグが述べている。ニール・パーヴィスとロバート・ウェイドの稿を土台に、スコット・Z・バーンズ、キャリー・ジョージ・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジが別段階で改稿した。完成脚本の四人のクレジットだけでは、企画が何度組み直されたかまでは見えない。
参考情報:資料・アーカイブ
キャリー・ジョージ・フクナガは、バーバラ・ブロッコリの自宅で監督選考の面談を受けた際、物語のアウトライン、人物案、映画で達成したいことに加えて結末案まで提示した。雇用後に終盤だけ考えたのではなく、シリーズの最終章をどう閉じるかを就任前の提案へ含めていた。監督選びと結末の方向性が同じ面談で扱われている。
参考情報:資料・アーカイブ
フィービー・ウォーラー=ブリッジは、女性人物の修正を求められたと思って会議へ入ったが、実際には全人物と物語全体について意見を求められた。既存稿へサプライズ、感情、ユーモア、人物の細かなニュアンスを足し、採否の最終判断はフクナガが担った。参加目的を「女性を現代化するため」だけに縮めると、担当範囲を取り違える。
参考情報:資料・アーカイブ
ダニエル・クレイグは、ジェームズ・ボンドとしての物語を完結させる考えを以前から持ち、製作陣の許可を得て本作へ持ち込んだ。レア・セドゥも、前作で終わるはずだった関係を続けたことで、ボンドとマドレーヌをより複雑な恋人同士として描けたと語っている。最後の決断は、本作だけで急に生じた感情ではなく過去作から積み上げられた。
参考情報:資料・アーカイブ
バーバラ・ブロッコリは、本作を現代的なひねりを加えた古典的ボンド映画として設計し、イアン・フレミングの小説から台詞と場所を取り込んだと説明している。毒の庭や終幕の引用は、旧作映画の小道具を並べただけの回顧ではない。クレイグ版の物語を閉じながら、映画化されずに残っていた原作要素を使う方針だった。
参考情報:資料・アーカイブ
製作陣は、物語の秘密を漏らさず、初見でも理解でき、見終えた後には別の重みを持つ題名を探した。バーバラ・ブロッコリによれば、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」はその条件を満たすまでの難航の末に決まった。死を否定する言葉が、最終章の結末を知る前後で異なる意味を帯びる設計である。
参考情報:映画ニュースサイト(日)
マドレーヌの幼少期、マテーラでの墓参り、DB5の追跡、別れまでを描くプレタイトルは約二十四分に及ぶ。従来の短い任務前アクションではなく、サフィン、ヴェスパー、マドレーヌの秘密を一続きに配置してから主題歌へ入る。シリーズ最長級の導入が、本編の恋愛と復讐を先に立ち上げている。
参考情報:映画データベース(米)
本作は公式シリーズで初めてIMAXフィルムカメラを撮影へ導入し、約四十分の映像をIMAX上映で上下に広い一・九〇対一として見せた。従来作のIMAX上映は拡大変換だったが、本作では撮影時から大判フレームを設計している。マテーラやノルウェーの風景は、通常版より最大二六パーセント広い範囲を持つ。
参考情報:資料・アーカイブ
撮影監督リヌス・サンドグレンは、同じ場面の途中で三五ミリと大判を細かく混ぜず、シークエンス単位で撮影規格を割り当てた。基本はパナビジョンの三五ミリ・アナモフィック、景観と大規模アクションには五パーフォレーションと十五パーフォレーションの六五ミリを使っている。規格の違いを編集の切れ目ではなく、場所と体験の切り替えに合わせた。
参考情報:映画専門誌(米)
IMAXカメラは走行音が大きいため、同時録音が必要な会話では五パーフォレーションのパナビジョン・システム65を使った。大判の画質を保ちながら台詞を収録し、機材が足りない場合はアリフレックス765へ切り替えている。大判撮影を一種類のカメラで押し通さず、音の条件で選び分けた。
参考情報:映画専門誌(米)
パナビジョンは本作のため、近距離まで焦点を合わせられる高速IMAXレンズを四〇、五〇、八〇、三〇〇ミリで用意し、四六〇〜一四三〇ミリのズームも提供した。巨大カメラを遠景専用にせず、車両や人物へ寄れる選択肢を増やしたのである。大判映像の迫力を、広い風景だけでなく近接アクションにも使っている。
参考情報:映画専門誌(米)
高速走行するアストンマーティンへIMAXカメラを載せる際、車体左右へ一台ずつ配置して重量を釣り合わせた。道路幅も事前に測り、二台を張り出させた状態で壁や路肩を通過できるかを確認している。大判カメラの重さと幅が、車両リグと走行ラインの設計を決めた。
参考情報:資料・アーカイブ
フクナガはアクションを短いショットへ分解しすぎず、カメラをパンさせて広い状況から人物の近景へ移る撮り方を好んだ。サンドグレンも、移動そのものを編集点の代わりにし、動作の因果が一つの画面内で続くよう設計したと説明している。スタントと演技の切り替えを隠す一方、周囲の地形も失わない撮影である。
参考情報:資料・アーカイブ
サンドグレンはジャマイカとキューバを同じ南国の色で処理せず、各場所へ別の色調を与えた。キューバは華やかさの奥に暗さと謎を置き、まばらな蛍光灯とネオンでヒッチコック映画の緊張を加えた。物語上は同じ時期でも、土地が変わるたび光源と影の密度が変化する。
参考情報:資料・アーカイブ
大規模な銃撃、爆発、車両衝突を現地で行うのは難しく、サンティアゴの街はパインウッド撮影所の北側用地へ再現した。セットは縦横二百五十フィート、高さ三十六フィートで、十一棟を十週間で建設し、上部は視覚効果で延長できる形にした。壁には破壊用部分、弾痕、ゴム製電柱まで最初から組み込まれている。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
キューバ場面は二〇一九年六月に撮影を始めたが、ダニエル・クレイグの負傷でアクション部分が十月へ延期された。セットは五か月間屋外に立ち続け、塗装や壁が風雨でさらに古び、建物から植物まで生え始めた。意図して施した汚しに、撮影中断が生んだ本物の経年変化が加わった。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
アナ・デ・アルマスは二週間、銃器と格闘を訓練したが、パロマのドレスとハイヒールは安全設計を難しくした。脚が露出する衣装では保護パッドを隠せず、足首を痛めない動作へ立ち回りを調整している。優雅な衣装のまま動けたのは、衣装を無視した振付ではなく、その制約から格闘を組み直した結果である。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
パロマが自分の訓練期間を三週間ほどだと話す台詞は、アナ・デ・アルマスが準備期間の短さを何度もフクナガへ訴えたことから生まれた。監督がその言葉を役の台詞へ移し、新人らしい自己申告と直後の鮮やかな戦闘を対比させた。俳優の現実の不安が、人物のユーモアへ変換されている。
参考情報:映画データベース(米)
逃げるオブルチェフを追う途中、ボンドが給仕の金属トレーを円盤のように投げ、その上のマティーニを飲む一連の動きはダニエル・クレイグが提案した。格闘を止めずに古典的なボンドの余裕を一拍だけ挟むため、同じ小道具に攻撃と飲酒の役割を持たせている。現場の発案がキューバ場面の短い笑いになった。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
二〇一九年十月二十五日の最終夜、キューバの路地をオブルチェフと進み、角を曲がって姿を消すショットがダニエル・クレイグ最後のボンド撮影になった。昼組のスタッフも深夜まで残り、撮影後の挨拶を見届けた。物語上の最終場面ではなく、セット奥へ歩いて消える短い移動で十五年の撮影を終えている。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
マテーラでは外観用のクラシックDB5二台に加え、アストンマーティンの専門部門が撮影専用レプリカ八台を製作した。二台は兵器を積むガジェット車、二台は屋根上からスタント運転手が操作するポッド車で、俳優を車内に置いたまま高速走行できる。保存車を壊さず、画面には同じ一台としてつないでいる。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
DB5後部の地雷散布装置には小さな棚を設け、傾けると約二十個の小道具が路面へ落ちるよう作った。爆発は特殊効果班の火薬で連続させ、車両の動きと同じ道路上で撮影している。コンピューター上で増やすだけでなく、散布、転がり、爆発を別々の実物機構で成立させた。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
DB5が銃撃を受け続ける場面では、硬いペレットを窓へ撃ち込み、衝撃ごとに広がるひびを実際に作った。安全用の透明板で俳優を守り、ミニガンの炎、空薬莢の噴出、排気系へ流す本物の煙も同時に動かしている。車内に留まるカメラが捉えた破壊の大半は、その場で起きていた。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
DB5が広場で回転しながら銃撃する場面のため、ダニエル・クレイグはスタント調整のリー・モリソンと運転手マーク・ヒギンズから三百六十度旋回を学んだ。外からの走行だけをダブルへ任せず、本人が車両の挙動を理解して車内の反応と一部の操作を合わせた。俳優の訓練が、実車スタントと接写の連続性を支えている。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
ボンドが走ってバイクへ飛び付く動きでは、最初にダニエル・クレイグを映し、カメラを横へ振る間にスタントダブルへ交代する「テキサス・スイッチ」を使った。切り返しを挟まず、顔が見える走りから危険な乗り移りへ一つのカメラ移動でつないでいる。本人の存在を示してから、視線が外れる瞬間だけを交代に利用した。
参考情報:資料・アーカイブ
フクナガはマテーラに一つ大きなバイクスタントを求め、リー・モリソンが壁を越えるジャンプを設計した。ポール・エドモンドソンがトライアンフで斜面を駆け上がり、城壁を越えて反対側へ着地している。歴史的な石壁を守る養生と風の条件を調整し、ロケ地の高低差そのものを踏み切り台へ組み込んだ。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
ランドローバーは新型ディフェンダーの一般公開前から製作へ協力し、スロバキアのニトラ工場で組み立てた初期車両を追跡場面へ提供した。特殊効果監修クリス・コーボールドらと横転、跳躍、水路走行に必要な安全仕様を詰めている。製品発表用の完成車ではなく、撮影の負荷を受ける最初期の車体だった。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
引退後のボンドが暮らす家は、脚本、イアン・フレミングの小説、初期映画の印象を組み合わせて入り江近くへ建てた。寝室の隅には、フレミングがジャマイカで執筆に使った机の複製も置かれている。豪華な別荘ではなく、作家がボンドを生んだ土地と生活道具を、人物の静かな住まいへ移した。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
ボンドのヨット「ハプンスタンス」には全長四十六フィートのスピリット46が使われ、ポート・アントニオで二〇一九年四月二十九日、五月二日、五月八日に撮影した。細身の木造風船体を実際に海へ出し、引退生活の移動手段として扱っている。停泊用の背景小道具ではなく、複数日にわたり航行を撮った実船である。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
フクナガはドラマ「マニアック」の後に直島を訪れ、初めて実見した安藤忠雄の建築から第三幕の空間を発想した。コンクリート、幾何学、自然光を使う構成は、従来のボンド基地を踏まえながらサフィンの島へ別の静けさを与えている。日本的要素は能面だけでなく、基地の建築設計にも入っている。
参考情報:資料・アーカイブ
サフィンの島の外観にはフェロー諸島カールソイ島の断崖を使い、工場、港、道路、建築物を視覚効果で加えた。実景に存在する小さな集落と自然地形を土台にしながら、巨大な軍事施設が島全体へ埋め込まれたように拡張している。完全なデジタル島ではなく、撮影した海岸線の形が最終構図を決めた。
参考情報:資料・アーカイブ
島の破壊では、ソールズベリー平原で撮った大規模な実物爆発を、デジタルのミサイル、工場、地形崩壊へ組み込んだ。三つの爆発をカメラへ近づく順に配置し、地下区画が連続して吹き上がるよう距離を変えている。炎と煙の複雑な動きは実写を残し、破壊される建築と島の規模をCGで拡張した。
参考情報:VFX・撮影専門媒体
本作の視覚効果は約千五百ショットに達し、DNEG、フレームストア、ILM、シネサイトなど複数社が分担した。仕事は島の全面合成だけでなく、車両、船、グライダー、背景延長、弾着、群衆、消去といった見えにくい補助にも及ぶ。実物撮影を重視した映画でも、完成画面の連続性には大量のデジタル処理が使われている。
参考情報:資料・アーカイブ
DNEGは二〇一八年十一月から参加し、三十シークエンス、五百ショットを超える作業を二〇二〇年二月までに仕上げた。島の外観、爆発、車両、環境拡張を担当し、別会社の素材とも画質と色を揃えている。全体の三分の一ほどを一社が受け持つ規模で、撮影開始前から設計へ入っていた。
参考情報:資料・アーカイブ
貨物船が沈む場面では、パインウッドの屋外水槽に船体の一部を組み、最大九十度近くまで傾けられるリグへ載せた。俳優と水が同じ方向へ流れる実写を作り、外洋、船体全景、危険な部分を視覚効果で補っている。水平なセットで演技して画面だけ回すのではなく、船内そのものを傾けた。
参考情報:資料・アーカイブ
最終音響ミックスには三週間、IMAX版への調整には三日を費やし、その二日後にロックダウンへ入った。公開が約十八か月延期されても、音響チームは完成版を修正せず、視覚効果も二か所の手直しにとどまったと説明している。延期期間を新しい演出へ使うのではなく、封切り前に完成していた音を保持した。
参考情報:資料・アーカイブ
Qの前掛けは暗号ではなく監督の美意識から選ばれた。画面内の日本語や意匠をすべて物語の暗号へ変換する読み方を、監督自身が否定した例である。小道具の由来と劇中の意味は同じではない。
参考情報:資料・アーカイブ
マチルド役のリサ=ドラ・ソネットを選ぶ際、フクナガはフランス映画「ポネット」で見た子どもの感情表現を基準にした。役へ入り込んだままになるのではなく、演技と日常を切り替えられる点も評価している。終盤の悲しみを強めるため、無垢さだけではなくパトスを意識した配役だった。
参考情報:資料・アーカイブ
パロマがキューバ場面だけで退場する構成は、反響を見て削られた結果ではなく当初から決まっていた。ダニエル・クレイグは、限られた出演時間を特別なものにしたのがアナ・デ・アルマスの演技だったと説明している。人物の人気に比べて場面が短いのは、長い役を編集で失ったためではない。
参考情報:資料・アーカイブ
フクナガは、完成した物語へ場所を当てはめるだけでなく、候補地の印象から映画の調子や出来事を発想することがあると説明している。本作でもマテーラ、ジャマイカ、ノルウェー、フェロー諸島の地形を先に読み、追跡や孤立の形を場所へ合わせた。背景が物語を飾るのではなく、脚本とアクションの向きを決めている。
参考情報:資料・アーカイブ
ボンドとマドレーヌが信頼について衝突する会話は、本来なら静かな室内でも成立する内容だが、映画では敵に追われる車内へ置かれた。サンドグレンは、関係の危機と物理的な危険を同時に進める場面として説明している。車両アクションが会話を中断するのではなく、互いを信じられるかという主題をそのまま試している。
参考情報:資料・アーカイブ
編集者トム・クロスとエリオット・グレアムは、マテーラの墓参りを単なる旧作回想にせず、ボンドがヴェスパーを許し次の生活へ進めるかを測る場面として組み立てた。墓地からDB5追跡へ移っても、裏切られたと感じる感情を切らさないことが編集の軸だった。後半の選択は、冒頭で解決できなかった過去への応答になっている。
参考情報:資料・アーカイブ(米)
終幕では「女王陛下の007」と同じ言葉と、ルイ・アームストロングの「愛はすべてを越えて」が使われる。編集者たちは二作を、恋愛と喪失を結末へ置く点で近い作品として扱った。五十二年前の曲を引用するだけでなく、かつて残された側だったボンドを、家族を残す側へ反転させている。
参考情報:資料・アーカイブ
ビリー・アイリッシュとフィニアスは、巨大な映画音楽スタジオではなく普段の小規模な制作環境で主題歌を書き始めた。録音後、ハンス・ジマーとオーケストレーションを調整し、劇伴へ旋律を受け渡している。十八歳でシリーズ最年少の主題歌担当になった事実以上に、ポップ曲と劇伴を同じ主題でつないだ工程が重要である。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
ハンス・ジマーはダン・ローマーの降板後に参加し、クレイグ版の音楽へジョン・バリーが本作以前に作った旋律を組み込んだ。「愛はすべてを越えて」は終幕の歌だけでなく、ボンドとマドレーヌに関わる劇伴の記憶として早い段階から響く。過去作への接続を最後の一曲だけに集中させていない。
参考情報:資料・アーカイブ(英)
ダニエル・クレイグが本作で足首を負傷したのは大規模スタントではなく、ジャマイカ撮影中の何でもない動きで滑ったためだった。小手術が必要となり、キューバのアクション撮影も後ろへずれた。危険な場面を管理してきた俳優が、日常的な一歩で制作日程へ影響する怪我を負っている。
参考情報:資料・アーカイブ
「美しき獲物たち」でメイデイを演じたグレイス・ジョーンズは、ジャマイカ場面への短い出演が計画されたが、役の小ささをめぐって撮影開始後に離れたと報じられている。完成版に姿はなく、旧作出演者を戻す企画だけが制作記録へ残った。本人または製作会社の詳細証言が不足するため、確定済みの出演事実とは分けて扱う。
参考情報:映画ニュースサイト(日)
Qが島へのミサイル着弾まで十五分と告げてから、爆発に至るまでの本編時間もほぼ十五分で進む。会話、戦闘、扉の開放を圧縮した架空の数字ではなく、観客が待つ時間と登場人物の制限時間を近づけた編集である。終盤の長さを時計で確認できる、画面内の時間設計になっている。
参考情報:映画データベース(米)