主な参考資料
- Los Angeles Times
- Sony Pictures
バーティカル・ターゲット/大統領狙撃計画を配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。
2000年10月15日にTBS Superstationで初回放送された、ダリル・ハンナ主演の米加合作テレビ映画である。 前年のケーブル映画『First Daughter』が成功したため企画された続編で、監督アーマンド・マストロヤンニと脚本家チャド・ヘイズ、キャリー・ヘイズを含む制作チームの多くを引き継いだ。 一方で主役のシークレットサービス捜査官アレックス・マクレガー役は、前作のマリエル・ヘミングウェイからハンナへ交代し、ダグ・サヴァントとグレゴリー・ハリソンは前作と同じ役で続投した。 物語の舞台はワシントン州だが、撮影はバンクーバーで行われた。 初回放送はニールセン集計で推定369万人を集め、その週のケーブル番組視聴者数ランキングでは8位だった。 続編の手堅さとは、舞台と主演を入れ替えても、監督・脚本家・脇の人物関係は残すことであり、テレビ映画の大統領警護も、まずはシリーズの警護から始まるのである。
本作は、TBSのテレビ映画『バーティカル・クライシス』(1999)の成功を受けて作られた続編である。前作は初回放送で530万9,000世帯を集め、当時のTBSでは単独番組として最大の視聴規模を記録した。本作ではアーマンド・マストロヤンニ監督、脚本家チャド・ヘイズとキャリー・ヘイズが続投し、ダグ・サヴァントとグレゴリー・ハリソンも前作と同じ役で戻っている。
前作『バーティカル・クライシス』(1999)で大統領警護官アレックス・マクレガーを演じたマリエル・ヘミングウェイは、日程の都合で本作に出演できなかった。そのため本作だけはダリル・ハンナが同じ主人公を演じ、ヘミングウェイはシリーズ第3作『クロスライン 凶弾のターゲット』(2002)でアレックス役へ復帰している。主要人物の設定を変えず、三作品の中央だけ主演俳優を交代したシリーズである。
クエンティン・タランティーノがダリル・ハンナをエル・ドライバー役へ起用するきっかけは、テレビで本作を偶然見たことだった。大統領警護官を演じるハンナを高く評価したタランティーノは、ロンドンへ飛んで彼女が出演する舞台公演も確認し、その後に契約した。ハンナは『キル・ビル Vol.1』(2003)と『キル・ビル Vol.2』(2004)で、隻眼の暗殺者エル・ドライバーを演じている。
本作では、大統領がシアトルを訪問し、郊外の国立公園で暗殺計画に巻き込まれる。しかし実際の撮影は、アメリカのシアトルではなくカナダのバンクーバーで行われた。物語上のワシントン州を、国境の北側にある都市と周辺の自然を使って再現している。
本作は2000年10月15日に、アメリカのケーブル局TBSで初放送された。ニールセンの集計では推定369万人が視聴し、その週に放送されたケーブル番組の視聴者数ランキングで8位に入った。劇場公開作ではないため、興行収入ではなく初回放送時の視聴規模が反響を示す数字になる。
Sony Picturesの公式作品ページでは、本作をデジタル提供作品として掲載し、映像を新たにリマスターした版だと案内している。ただし、リマスターを行った年、元にした映像素材、解像度などの技術仕様は明らかにしていない。現時点で確認できるのは、権利元が再整備したデジタル版を用意していることまでである。