🔍 ポップコーン探偵
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2018年製作の本作は、製作者スザンヌ・デ・ラウレンティスの列車ホラー企画に、デイル・ファブリガー監督が父の急逝から抱いた死への恐れを重ねて作った独立映画である。古い列車を実際に使うだけでなく、水を張って25度傾けた車内セットと、実物の造形を使った怪物まで用意した。撮影はロサンゼルスとフィラデルフィアでわずか12日、監督によれば約95%が夜間撮影で、雨に阻まれた一晩のためにも日程の組み直しを迫られたという。長い廊下での追跡を現場にあった階段へ変えるなど、脚本も予算と場所に合わせて手直しされた。列車を脱線させる映画の裏側では、撮影日程まで脱線させないための苦労が続いていたわけである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
12件
美術・実物特殊効果
信頼度

列車の危機は、実車と25度傾けたセットで作った

『ディレイルド 脱線』の列車撮影では、水を張って25度傾けた実物の列車セットも使われました。デイル・ファブリガー監督は、実在の蒸気機関車と食堂車での撮影に加え、この傾斜したセットで撮ったことを回想しています。映画賞の別取材では、水を張ったセットだったことも説明しています。[1][3]

監督が撮影中の思い出として挙げたのは、駅で蒸気の中を歩く衣装姿の出演者や、本物の歴史ある列車で仕事をしたことでした。一方、傾斜したセットや水中での撮影も、その同じ回想の中に並んでいます。本物の列車が持つ雰囲気を生かす仕事と、事故後の危機を作る仕事には、それぞれ別の撮影環境があったのです。[1]

Blazing Mindsの監督取材に掲載された『D-Railed』列車内の舞台裏写真
列車内で演出するデイル・ファブリガー監督。写真出典:Philip Rogersの監督取材/Blazing Minds。

共同脚本家で出演者でもあるエヴァレット・ウォーリンも、水中の撮影について説明しています。ロサンゼルスとフィラデルフィアで撮影し、フィラデルフィアには水に沈めるセットを作ったそうです。準備を進めながらセットを組み、撮れる状態に整えたことを、現場の難しさとして挙げています。[2]

・脚注

  1. abBlazing Minds「Horror-on-Sea Interview with 'D-Railed' co-writer/director Dale Fabrigar」(Philip Rogers、2020年1月7日)。実在の蒸気機関車と食堂車、25度の実物セット、水中撮影についての監督本人の回想。
  2. Authority Magazine「Behind the scenes of D-Railed with Actor Everette Wallin」(Misty Schwartz、2019年1月14日)。フィラデルフィアで作った水中セットについての本人取材。
  3. Florence Film Awards「INTERVIEW WITH Dale Fabrigar」。監督本人が、25度傾けた水入りの実物セットを説明。
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企画・脚本
信頼度

監督デイル・ファブリガーは、父の突然の死を物語へ反映したと語る。列車の水没と怪物という製作者の発案に、生と死への自身の恐れを重ね、エヴァレット・ウォーリンと脚本を作った。

脚本・ジャンル
信頼度

推理劇から災害、怪物映画へと変わる構成は、最初から意図したものだった。監督ファブリガーは、乗客とともに観客の予想も切り替わるよう、企画の初期からジャンルを混ぜたと説明している。

美術・参照作品
信頼度

古風な衣装と食堂車の見た目には、推理映画と災害映画の参照がある。監督が挙げたのは『殺人ゲームへの招待』(1985)、『大地震』(1974)、『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)などだ。

脚本変更・撮影
信頼度

【ネタバレあり】階段での追跡は、脚本では長い廊下の場面だった。監督ファブリガーが現場の古い階段を気に入り、撮影場所を変更した。その直後のショットは、狭い空間での仕掛けの設置が難しかったという。

撮影日程・制作トラブル
信頼度

監督の説明では撮影は12日間で、95%が夜間だった。雨で撮れなくなった夜もあった。主演カーター・スコットも、フィラデルフィアでは9日間、午後6時に現場へ出て翌朝6時に戻る生活だったと振り返る。

特殊メイク・安全管理
信頼度

怪物役の衣装は密閉性が高く、水が入ると危険があったという。水中セットの撮影に参加したウォーリンは、その衣装を着た演者に注意を払う必要があったと語る。怪物は人が衣装を着て演じていた。

キャスティング
信頼度

マニー役はランス・ヘンリクセンを思い描いて書かれた。製作者には別の俳優案もあったが、監督ファブリガーは彼の起用を求め続けた。脚本が本人に届き、物語を気に入ったヘンリクセンの参加が決まった。

制作体制
信頼度

本作には、退役軍人が出演者としてもスタッフとしても参加した。製作者スザンヌ・デ・ラウレンティスは、自身の支援活動Operation Hollywoodを通じて、映画の仕事へ入る機会を作っていたと説明する。

キャスティング・脚本
信頼度

ジョヴァニー・エスピリトゥは、チャーリー役で4回オーディションを受けたが、その役は別の俳優に決まった。後に台本の読み合わせへ招かれ、ジャッキーという新しい役が自分のために作られたと知った。

演技・演出
信頼度

【ネタバレあり】ジャッキー役には、列車事故の生存者を本気で心配するより、面白がる気持ちと好奇心を見せる指示があった。エスピリトゥは、困っている女性を助けたくなる自分の感覚を抑えることが難しかったと語る。

特殊効果・演技
信頼度

【ネタバレあり】腕を引きちぎる場面は、偽物と分かっていても主演の心を揺さぶった。カーター・スコットは、ブリー・マットソン演じる人物の腕を引きちぎる撮影で、自分の反応の強さに驚いたと振り返っている。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

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ディレイルド 脱線はどこで配信?

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