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1988年公開。2026年時点で全3作あるシリーズの第2作であり、前作で共同脚本・製作を担ったジョン・コーネルが監督へ回った。前作の予想外の世界的成功を受け、製作費は約1,400万ドルへ増え、パラマウント配給のもと北米では当時記録的な2,837館規模で公開された。世界興収は約2億4,000万ドルと十分な成功を収めた一方、批評面では前作の新鮮さが薄れたと厳しく評された。小さな豪州映画だった前作は、わずか2年で巨大スタジオが扱う世界商品になったが、予算は増やせても偶然の魅力までは発注できなかったようだ。
続編の製作中、Paramountは20世紀フォックスを上回る条件で世界配給権を獲得したとされる。前作のヒットを受け、続編は早い段階から国際市場で奪い合われる商品になっていた。
北米公開時は2,837スクリーン規模で始まり、当時としては非常に大きな展開だった。オーストラリア発のコメディ続編が、巨大な夏映画扱いで売り出されたのだ。
前作ではアウトバックの男がニューヨークへ行ったが、続編ではニューヨーク側の危機をきっかけにオーストラリアへ戻る。魚の水違いコメディが、今度は故郷を武器にする冒険へ反転している。
『クロコダイル・ダンディー2』では、前作で脚本に参加したジョン・コーネルが監督を務めている。シリーズの内側を知る人物が、続編では演出側の中心に回った形だ。
撮影はニューヨークとオーストラリア北部準州で行われた。都会と荒野のギャップを売りにするシリーズらしく、続編でも二つの世界の距離感そのものが見どころになっている。
本作はオーストラリア国内で、前作に次ぐ興行成績を残したオーストラリア映画として扱われている。続編も地元では国民的ヒットの余波をしっかり受け止めた。
続編では麻薬組織や誘拐が物語の軸になり、前作よりも犯罪サスペンスの色が濃い。ミックの飄々とした笑いは残しつつ、物語は少し危険な追跡劇へ寄っている。
オーストラリアに戻った後の展開では、土地勘や自然の知恵が敵を翻弄する武器になる。都会では浮いて見えたミックのやり方が、終盤では最強の地元ルールとして効いてくる。
原題は「II」だが、日本語表記では「クロコダイル・ダンディー2」がよく使われる。検索するときも、ローマ数字より数字の2で探した方が日本語情報には当たりやすい。
シリーズをざっくり覚えていると、ニューヨークに行く話とアウトバックへ戻る話が混ざりやすい。続編の核は、都会の騒動を抱えたままミックのホームへ戻る展開だ。