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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望の映画トリビア用メインビジュアル
フジテレビ フジテレビムービー
次回放送 9月19日(土) 21:00〜

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

Bayside Shakedown 4 -The Final / 2012
IMDb ⭐ 5.6放送日 2026/9/19 フジテレビ🕐 126分🎬 フジテレビ / ROBOT / 東宝2012年
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望はどこで配信?

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望を配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

P
Prime Video
N
Netflix
2026年8月11日時点で日本国内配信を確認
U
U-NEXT
2026年8月11日時点で日本国内配信を確認
D
DMM TV
2026年8月15日時点で日本国内配信を確認
D
Disney+
T
TSUTAYA DISCAS
2026年8月25日時点でDVD・Blu-rayの宅配レンタルを確認
F
FOD
2026年8月11日時点で日本国内配信を確認
📀
DVD / Blu-ray
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1997年の連続ドラマから15年を経て2012年に公開された、織田裕二主演・本広克行監督・君塚良一脚本による劇場版第4作である。 プロデューサーの亀山千広は、劇場版第3作の後に第4作を続け、ドラマへの回帰も挟んで終える構想を立て、出演者の予定を翌々年まで押さえたと回想している。 ところが現場の内部呼称は当初「OD4」で、途中から「FINAL」になり、ほぼ全キャストをそろえるための調整も重なって、本広はシリーズを知る自分が全体をまとめる負担を感じたという。 本広と織田が望んだ、現場の声を上層部へ訴える場面では、君塚が何度も台本を書き直し、約1か月半の話し合いを経て台詞を固めたうえ、連続ドラマ第1話と同じアングル、同じカット割りをあえて再現した。 画面では拡大されない調書にも手を抜かず、俳優が手にしたとき現場の本気が伝わる美術を整え、即興の台詞を拾える余白も残したというから、最終章は大仕掛けだけでなく紙一枚の説得力で支えられた。 日本映画製作者連盟の2012年年間興行収入では59.7億円で国内3位となり、完結を掲げたシリーズは最後まで年間上位に座った――「最後」と言えば現場の仕事が増える、映画業界のいつもの不思議まで見事に証明している。

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企画・シリーズ構成
信頼度

プロデューサーの亀山千広は、実在の東京湾岸警察署が2008年に開署したことをきっかけにシリーズ再始動を考えた。その段階で、『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(2010)の後にテレビドラマを一本作り、さらに劇場版第4作を完成させて終える三本構成を制作陣へ提案した。出演者の予定も翌々年の該当時期まで確保しており、本作は第3作の公開後に急きょ作られた続編ではなく、再始動時から計画されていた完結編である。

企画・制作体制
信頼度

制作内部では当初、劇場版第4作を意味する「OD4」という呼び名で準備が進められていた。途中で「FINAL」へ変更されると、美術や撮影など各部門から、完結編なら実現したいという案や要望が相次いだ。さらに、テレビドラマ開始時からの出演者をほぼ全員そろえるため、一人ひとりの見せ場と撮影日程を調整する必要もあった。本広克行は、シリーズ全体を現場で知る監督として、それらをまとめる作業が大きな負担になったと振り返っている。

企画・脚本
信頼度

本広克行は、15年間続いたシリーズを終える方法として、青島俊作を殉職させる案まで考えていた。そこで山田洋次に相談したところ、山田は長期シリーズの主人公を死なせた自身の経験を踏まえ、「主人公は絶対に死なせないほうがいい」と助言した。本広はその言葉を受けて殉職案を撤回し、完成版では青島を生かしたまま、警察組織を変える仕事がこれから始まるという結末にした。

脚本・演出
信頼度

青島俊作が警察上層部へ現場の声を訴える演説は、最初の脚本にはなかった。本広克行と織田裕二が入れたいと考え、脚本家の君塚良一に何度も書き直しを依頼しながら、約一か月半かけて台詞を決めた。本広の台本には、織田が手書きで加えた台詞も数多く残ったという。撮影では、テレビドラマ『踊る大捜査線』(1997)の第1話で青島が初登場した場面と同じカメラ位置と画面の切り替え方を使い、15年前の出発点と最後の演説を映像でも結び付けた。

演技・演出
信頼度

織田裕二と本広克行は、青島俊作を15年間演じてきた経験だけに任せず、撮影中もほぼ毎日、台詞の細かな言い方を話し合った。織田が夜中に監督へ電話し、「あの~」という短い一言を高い声から始めるか、低い声から始めるか相談したこともあったという。役の大きな方向だけでなく、一音の高さが青島らしく聞こえるかまで二人で確かめながら演技を作った。

演技・撮影
信頼度

室井慎次を15年間演じた柳葉敏郎は、周囲から室井を偽善的な人物だと言われてきた経験を踏まえ、「偽善で何が悪い」と本人に言わせたいと本広克行へ伝えた。監督は当初、この場面を複数の角度から撮って画面を切り替える予定だった。しかし柳葉の演技がよかったため、その場で撮影方法を変更し、台詞と表情を途中で切らずに見せるワンカットで収めた。

美術・即興
信頼度

美術班は、画面に大きく映らない調書にも内容を最後まで書き込み、俳優が手に取った時に本物の書類として扱えるようにした。真下正義が書く不格好な習字も、最初の一枚で決めず、何枚も候補を書いて比べたという。その小道具を見た婦人警官役の俳優が「これ、ドンズマリじゃないですか」と即興で言うと、真下役のユースケ・サンタマリアが言葉を拾い、場面の最後にも「ドンズマリ」を使った。接写されない美術の作り込みが、完成版に残る台詞まで生んでいる。

撮影・照明
信頼度

本作は、映像をフィルムではなくデータとして記録するREDのデジタルシネマカメラで撮影された。LED照明は従来より少ない灯数でも必要な明るさを作れ、撮影後には「カラー補正」と呼ばれる工程で、場面ごとの明るさや色を細かく整えられる。本広克行はこの組み合わせを使い、停電後の湾岸署をむやみに明るくせず、人物の顔や必要な場所だけが見える暗い画面へ仕上げた。

VFX・撮影
信頼度

本作に登場するヘリコプターは、実際の機体を飛ばして撮った映像ではなく、すべてCGで作られた。『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998)と『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003)では、実機の映像へ別の素材を重ねる合成も使っていたが、本作では機体の動きとカメラの位置をデジタル上で組み立てている。シリーズ15年間の間に、同じ種類の場面を作る方法が実機併用から全面的なCGへ変化した。

演出・オマージュ
信頼度

警察庁の大会議室に置かれた円卓は、テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995~1996)に登場する秘密組織ゼーレの会議を手掛かりにした。クライマックスで多数のパトカーが一斉に進む構図には、『風の谷のナウシカ』(1984)で王蟲の群れが暴走する場面のイメージを重ねている。また本広克行は、本作全体で最も影響を受けた映画に『スリーデイズ』(2010)を挙げ、短い場面でも人物の背景や出来事に厚みを持たせる演出を参考にしたと説明している。

演出・物語
信頼度

バスが倉庫へ突入した後、恩田すみれが青島俊作と抱き合う場面で、本広克行は「すみれがすでに死んでいた場合」を想定して演出した。その考えはすみれ役の深津絵里にだけ伝え、プロデューサーの亀山千広と脚本家の君塚良一には知らせなかったという。すみれが一瞬半透明に見え、カメラが天へ向かうように動くのも、死亡を確定するためではなく、生存と死のどちらにも受け取れるよう意図した表現だった。本広は、亡くなった愛猫が今も家にいるように感じた自身の経験から、大切な存在は姿を失っても残るという感覚を場面へ重ねている。

シリーズ連携・キャスト
信頼度

踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998)で誘拐事件の主犯格・坂下始を演じた北山雅康は、本作の序盤に同じ人物として再登場する。本広克行が用意した設定では、坂下は事件後に少年院へ入り、出所後は改心して自動車の営業マンになっている。また、『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998)で警視庁公安部長だった横山邦一も、本作では警察行政人事院情報技術執行官として登場する。過去作の俳優を別役で出すのではなく、登場人物が15年間に歩んだ経歴まで続けた再登場である。

ロケ地
信頼度

湾岸署の外観には、東京都江東区青海にある大型オフィスビル「the SOHO Studios」が使われた。実在の警察施設を借りたのではなく、民間のオフィスビルを撮影用の湾岸署として見せている。テレビドラマ開始時から何度も撮影場所を変えてきた架空の湾岸署にとって、ここが2012年当時の完結編で使われた最後の庁舎になった。

公開・興行
信頼度

本作は2012年9月7日に東宝配給で公開され、国内興行収入59億7,000万円を記録した。日本映画製作者連盟の年間統計では、同年の邦画で第3位に入っている。シリーズ最高記録だった『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003)の173.5億円には及ばなかったが、テレビドラマ開始から15年後の完結編も、年間上位に入る規模の観客を集めた。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

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