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アナイアレイション -全滅領域-の映画トリビア用メインビジュアル
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アナイアレイション -全滅領域-

Annihilation / 2018
IMDb ⭐ 6.8🕐 115分🎬 Paramount Pictures / Skydance / DNA Films2018年
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アナイアレイション -全滅領域-はどこで配信?

アナイアレイション -全滅領域-を配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

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U
U-NEXT
2026年8月26日時点で日本国内配信を確認
D
DMM TV
D
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T
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📀
DVD / Blu-ray
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2018年公開の本作は、ジェフ・ヴァンダミアの「サザーン・リーチ」三部作第1作を、アレックス・ガーランドが脚色・監督した作品である。ガーランドは『エクス・マキナ』(2015)のポストプロダクション中に試読刷を読み、原作に忠実な翻案は自分にはできないと著者へ率直に伝えたうえで、筋書きより読後の雰囲気を起点に映画を組み立てた。撮影は英国で10週間行われ、パインウッドのセット、ウィンザー王室領、ブラック・パークを使い、ルイジアナへ行かずにロンドン近郊を「幻覚的なルイジアナ」へ仕立てた。撮影監督ロブ・ハーディ、美術部、VFXスーパーバイザーのアンドリュー・ホワイトハーストは、植物や自然現象の資料、レンズフレア、実写照明、フラクタル形状を持ち寄り、部門横断で画面の異物感を設計した。VFXは約800ショット、延べ約250人規模となり、着ぐるみの演者や実物の代役を撮影時に置いてからCGを重ねるため、これは「全部CG」の映画ではなく、画面の足場を先に作っておく映画だった。北米・中国では劇場公開、日本を含むその他の地域では17日後にNetflixへ渡され、ガーランド自身は「映画館のために作った」と惜しんだが、製作費はBox Office Mojoが4,000万ドル、The Numbersが5,500万ドルと集計し、世界興収約4,307万ドルで、巨大スクリーンを設計した現場と小さな窓を選んだ配給会議は、最後まで別の映画を見ていたようである。

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企画・原作
信頼度

本作の企画は、アレックス・ガーランドが『エクス・マキナ』(2014)を仕上げていた時に始まった。プロデューサーのスコット・ルーディンが、まだ出版前だったジェフ・ヴァンダミアの原作小説(2014)のゲラをガーランドへ渡した。ガーランドは読後すぐに映画化へ関心を示し、前作の完成後に脚本へ移った。

脚色・構成
信頼度

アレックス・ガーランドは本作の脚本を書く際、原作小説(2014)を横に置いて場面を写さなかった。最初に読んだ後の記憶、感情、夢のように残った像から再構成したため、筋書きや人物は大きく変わった。ガーランドは忠実な複製ではなく、原作を読んだ主観的な体験に忠実な映画を目指したと説明している。

参考作品・雰囲気
信頼度

3か月の撮影準備で、撮影監督ロブ・ハーディとアレックス・ガーランドは『ストーカー』(1979)を異界表現の参考にした。ガーランドは物語の湿った不安感について、J・G・バラードの小説『沈んだ世界』(1962)と『結晶世界』(1966)にも近いと説明している。ただし、各作品の筋を移したのではなく、現実が静かに変質する感触を共有した。

製作・編集権
信頼度

業界報道によれば、本作の試写後、Skydanceのデヴィッド・エリソンは映画が知的で複雑すぎると判断し、レナをもっと同情しやすくし、結末を変えるよう求めた。最終編集権を持つプロデューサーのスコット・ルーディンは、アレックス・ガーランドの完成版を支持して変更要求を退けた。その結果、内容は大きく直されず、国際配給の方法が変わった。

配給・公開
信頼度

本作は米国、カナダ、中国で劇場公開された一方、日本を含む多くの地域ではNetflix作品として配信された。国際配給契約は北米公開の17日後にNetflixで公開する形へ変更された。アレックス・ガーランドは大画面向けに作った映画が各国の劇場へ届かないことへ失望を表明したが、Netflixで長く見られる利点も認めた。

配役・表象論争
信頼度

アジア系米国人の団体MANAAは、原作小説の後続巻でアジア系と先住民系の背景が示される人物へナタリー・ポートマンとジェニファー・ジェイソン・リーを起用したことを批判した。アレックス・ガーランドは、脚本完成時に読んでいたのは人物名や人種設定が明記されない第一巻のゲラだけで、後続巻の設定を知らなかったと回答した。ポートマンとリーは批判を退けず、映像作品の多様性を増やす必要があると述べた。

撮影地・美術
信頼度

制作班は原作の風景に近い米フロリダ州の自然保護区を下見したが、植物が密集しすぎて撮影隊が動けなかった。そこで英国のWindsor Great Parkをロケ地に選び、美術班が米南部に自生する植物と異国的な植物を加えた。英国の王室公園を、ルイジアナ沿岸のように見える「エリアX」へ変えたのである。

撮影・画面設計
信頼度

撮影監督ロブ・ハーディは、通常世界をSony F65と輪郭の整ったPrimoレンズ、エリアXをRED Weaponと像の端が崩れるG Seriesレンズで主に撮った。これは場所を色分けするだけでなく、レナの心理変化を追う設計だった。レナが帰還した後もREDカメラを残したため、身体は外へ戻っても、映像の感触は完全には元へ戻らない。

撮影・VFX
信頼度

シマーの虹色は、完成画面の上へ最初からCGの膜を置いただけではない。ロブ・ハーディたちは準備中、黒い背景の前で多数のレンズへ色光を当て、約6時間分のレンズフレア、つまり光がレンズ内部で反射して生まれる像を撮影した。必要な断片を森の実写へ合成し、現場でも遠方から強い照明を当てて本物の反射を重ねた。

美術・VFX
信頼度

湿地に沈む小屋は、背景を丸ごとCGで作った場面ではない。制作班はWindsor Great Parkの湖へ実物の小屋を半分沈め、米南部の湿地に見せるため、繊維強化プラスチック製のイトスギの幹を水面へ立てた。VFX班はその実景を基準に木と遠景を増やし、英国の湖を広い湿地へ伸ばした。

クリーチャー・VFX
信頼度

【ネタバレあり】ワニとの戦闘では、長さ約4.5メートルの実物模型を作り、水中で動かして波や飛沫を本当に起こした。VFX班は模型を三次元計測し、完成版では皮膚の色むら、病変、ひび割れ、増えた歯列、口の内部をCGで作り直した。俳優と水の反応は実物、突然変異した生物の姿はデジタルという分担である。

クリーチャー・編集
信頼度

【ネタバレあり】熊型生物は最初から全身を見せる予定だったが、編集で初登場が瞬間的な映り込みまで縮められた。制作班は観客が形を把握する時間を減らし、後の室内場面で初めて異常な顔と動きを読み取らせた。怪物の造形を変えたのではなく、見せる順番を変えて恐怖を先送りしたのである。

クリーチャー・特殊効果
信頼度

【ネタバレあり】熊型生物の完成映像はCGだが、撮影現場に何もなかったわけではない。特殊効果班はシリコン製の頭部と首、俳優が着用できる軽量の代理物を用意し、共演者の視線、床へ落ちる影、接触の位置を作った。VFX班はその物理的な手掛かりを残しながら、最終的な身体をデジタルの怪物へ置き換えた。

音響・クリーチャー
信頼度

【ネタバレあり】熊型生物の鳴き声には、動物の咆哮だけでなく、人間の悲鳴が混ざっている。音響監修グレン・フリーマントルのチームは声を変形させ、熊が襲った人物の声を身体へ取り込んだように聞こえる設計へした。画面の顔だけでなく、音も人間と動物の境界が崩れる突然変異を示している。

振付・モーションキャプチャ
信頼度

【ネタバレあり】終盤でレナと分身が押し合う場面は、通常の格闘として組まれていない。振付家ボビー・ジーン・スミスが、ソノヤ・ミズノとナタリー・ポートマンの動きを代演したクリステン・マクギャリティへ、互いの重さと呼吸を写すダンスを作った。ミズノは動作を記録する追跡用スーツで演じ、その身体の動きがデジタルの分身へ移された。

撮影・即興的変更
信頼度

【ネタバレあり】燃えた分身が地下空間へ戻っていく動きは、脚本どおりの固定カットではなかった。撮影日の午後、制作班がソノヤ・ミズノの動きを追加し、身体へLEDを付けて周囲へ本物の光を当てた。炎そのものは後からCGで加えたが、壁や床へ動く光は現場で作ったため、デジタルの火が空間から浮かなかった。

音楽・制作時期
信頼度

ベン・ソールズベリーとジェフ・バーロウは、完成映像を渡されてから本作へ参加したのではない。二人はプリプロダクションからアレックス・ガーランドと話し合い、撮影中に音楽を書き始めた。映像の尺へ後から曲を当てるだけでなく、異界の音色を映画の制作と並行して育てたのである。

製作費・興行
信頼度

The Numbersは本作の製作費を5,500万ドル、北米興収を3,273万2,301ドル、世界興収を4,307万915ドルと集計している。国際市場の多くがNetflix配信へ切り替わったため、この世界興収は映画が得た全収入ではなく、確認された劇場興行の数字である。Netflixとの契約額、宣伝費、映画館との分配を含まないので、差額だけから最終損益は断定できない。

クリーチャー・内部通称
信頼度

【ネタバレあり】本作の熊型生物には、制作班内で「Homerton」という通称があった。VFX監修アンドリュー・ホワイトハーストは『パディントン』(2014)にも参加しており、上品なヴィクトリア朝建築のPaddington駅に対し、少し荒っぽい印象のロンドン東部Homerton駅を選んだと説明している。怪物の設定上の正式名ではなく、別のデジタル熊を手掛けた制作班による作業上の冗談である。

情報不足・要確認
信頼度

サザン・リーチ三部作(2014)の全体を一本へ圧縮した映画」という説明は正確ではない。アレックス・ガーランドが読んだのは第一巻の出版前ゲラで、後続二巻が出る前に脚本を完成させた。ガーランドは続編の入口を作るより、本作だけで終わる一本の映画として設計した。

情報不足・要確認
信頼度

【ネタバレあり】「ワニと熊は、俳優の前に何も置かず完全なCGだけで撮った」という説明は正確ではない。ワニ場面では約4.5メートルの模型を水中で動かし、熊場面では頭部、首、着用式の代理物を現場へ置いた。完成版の身体はCGでも、水の動き、影、視線、接触の基準は実物から得ている。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

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